2008年06月01日

砕氷艦「しらせ」は海上自衛隊の軍艦である

ずっと誤解していたのだが、子供の頃活躍していた「ふじ」は、本やテレビでは南極観測船と称されていた。
しかし、これは間違いであり、実態は海上自衛隊が保有する砕氷艦であり、立派な軍艦である。
建造費は文部科学省予算により支出されたが、設計、契約および運用については防衛省が行っている。

武装はないが、海賊対策として自動小銃が装備されている。

その「しらせ」が進水後25年で老朽化が進んでおり、今年8月をもって退役することとなった。

今回、最後の一般公開ということで、俺も逝ってみた。

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「しらせ」の左方に係留されている漁船体当たり船イージス艦が小さく見えることに注意。「あたご」は遠くに係留されていた。


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とにかくデカイ船だ。ましゅう型補給艦が竣工するまでは海自最大の自衛艦だったのもうなづける。

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砕氷船らしく、氷に乗り上げやすい形状の艦首に注意。

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搭載されている輸送用のS-61A-1ヘリコプター。米シコルスキー社のヘリだが、わざわざ三菱重工にてライセンス生産されている。よって超割高となっており、防衛省幹部や政治家や関連商社の懐を潤す源のひとつとして重宝されていたのだろう。

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空母キティーホークのヘリとは違って、つまらないマーキングだ。
http://anarchist.seesaa.net/article/93728792.html

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沈没したときの心得。「サメ」に注意せよ!

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こんなに傾いても大丈夫なんだなぁ! 中学校の修学旅行で青函連絡船(古い話だ)が恐ろしく傾いて、「ああここで死ぬんだ」と思ったんだが……。

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軍艦なんで、「靖国」で軍服コスプレする右翼愛用のラッパが艦橋に備えられております。もちろん担当者は決まっております。ハイ。

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艦内の装備は音響関係が松下通信工業(本社横浜)、その他ビクターやいろいろな企業が群がっておりました。

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今回初めて(ということは最初で最後だが)大型トラックや燃料を保管する船倉部分が公開された。使用しているフォークリフトはトヨタであった。


今回、一番気にいった場所。
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タイガーカットハウス……虎刈りしか出来ないってことかぁ?
posted by 死ぬのはやつらだ at 22:48| Comment(12) | TrackBack(0) | 防衛問題 自衛隊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自動小銃が積まれているとは思っとったが、ホントだったとは・・・。

B級ネタの反米嫌日だが、それだけでこの記事の情報価値ありだね。
Posted by 一万トン以上あるからイージス艦よりはそりゃあ大きいよ。 at 2008年06月01日 23:31
>タイガーカットハウス
こういうべたべたなのは大好きですw
こりゃ父さん一本とられたな。

しかし、海自の船だったとは知りませんでした。
南極はどこの領土でもないから(南極条約)
自衛隊が派遣されてもあまり問題が起らなかった,
ってことでしょうか。
Posted by オサーン at 2008年06月02日 13:30
「みんななかよく」の読者さんに、「しらせ」に乗っていた自衛官さんがいるよ。

http://ameblo.jp/latinblood/
Posted by kuroneko at 2008年06月02日 14:55
初代南極観測船「宗谷」は紛れも無く旧海軍の軍艦でしたな(厳密には特務艦と言うらしいけど)
米潜水艦1隻撃沈と言う戦果をあげているらしい。
宗谷は海上保安庁の船だったんだけどね。なんで「ふじ」から海自所属に変更したんだか。
宗谷は南極で氷に閉じ込められて旧ソ連の砕氷船に救助してもらったと言う有名な話がありますが、その時に帰りたがっているソ連船の船長に酒飲ませてムリヤリ引き止めて助かった。てな話を昔北杜夫の本で読んだことがあります
Posted by ike at 2008年06月02日 15:33
ども。ふじ建造を計画した頃は”自衛隊”への監視の目が厳しかったので、南極観測にかこつけて、ヘリ空母的な意味で当時としては大型艦を作り、どうどうと遠洋航海をやったと。だから、軍艦だった宗谷(戦後、海上保安庁)とは逆に砕氷船を自衛隊が運用したわけです。
 で、しらせ後継については、自衛隊がもう旨味がないと言うことで嫌がって(イケイケでヘリ空母作ってますから)、もちろん行革で財務省にも嫌がられて宙ぶらりんになって、一時、建造が危ぶまれたようです。で、来年辺りはチャーターで凌ぐらしい。
 また、宗谷やふじは記念艦として可愛がられていますが、しらせは不人気で引き取り先が見つからないと言うのが以前ニュースになってましたね。たしか、「もろもろの経費プラス売ればこのくらいの値段になるんだから鉄くず代は下さい」を負担してくれで一層引かれちゃったみたい。三代目は不幸でありますね。その後、嫁ぎ先が見つかっていると良いのですが。
 この国では、何事も”ライターの石”、じぇんじぇん夢の無いことで。
Posted by 南極観測隊員になりたかったL at 2008年06月02日 20:19
ヘリのマークが ロッテ クールミントガムの絵に似てる!
淋しそうなペンギン!
Posted by ちろ at 2008年06月02日 21:58
オサーン 殿
俺も、去年まで海自の船だとは知らなかった。「南極観測船」ってのは、マスゴミが左翼全盛だった頃に考えられた誤魔化しでしょう。なんせ自衛隊は違憲だと言われてきましたからね。

kuroneko 殿
>「しらせ」に乗っていた自衛官さんがいるよ。
なんと、写真アップしたヘリの操縦士さんではないですか! 感激です。

ike 殿
「宗谷」は戦前にロシアのために造船した船でしたね。笹川の船の博物館に係留されておりますなぁ。

L 殿
>南極観測にかこつけて、ヘリ空母的な意味で当時としては大型艦を作り、どうどうと遠洋航海をやった
なあるほどぉ。納得しました。
退役する「しらせ」ですが、売値が10億円!だそうで、維持費も高額につき引き取り手が決まっていないらしいですな。

ちろ 殿
>クールミントガム
懐かしいなぁ。お口の恋人だぁ。

Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年06月03日 07:54
Lどの
ご教示ありがとうございました。なるほどねと納得。
にしても南極観測なんぞ国連主体で各国協力してやりゃいいんじゃないんでしょうかね
Posted by ike at 2008年06月03日 12:51
20年ほど前に苫小牧へ寄航したときに見に行きましたがその大きさには圧倒されましたね。建造費250億で25年は少し短いような気もします。「ふじ」は20年しか活躍しなかったみたいだけど物価の違いこそあれ、たしか100億はしなかった筈。
2代目「しらせ」の建造費はヘリなどの装備も含めると何と500億。エコをうたい文句にしているそうだが果たして何年活躍できるのやら。。
差し詰め「宗谷」が一番の価格優等生だな。
Posted by 亜凡怠夢 at 2008年06月03日 13:42
>建造費250億で25年は少し短いような気もします

砕氷船なんで、チャージングと呼ばれる氷への体当たりが一航海で1000回以上にものぼるそうで、予想以上に船体の傷みが激しかった模様です。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年06月04日 08:51
米国の南極観測基地、コンドーム1万6500個が到着 | 世界のこぼれ話 | Reuters
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-32162120080609

自衛隊グッズには南極1号ばかりか突撃一番もないのか?

http://www.onbao.com/dongbook/Article/2006/11/03/12346.html
Posted by リストマニア at 2008年06月09日 18:59
ギャーッ!
ホンモノの「突撃一番」ですね。

当時は、使用済みを洗って粉をかけて再使用していたそうです。
エコですなぁw
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年06月09日 21:22
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