1941年 - 午前2時(以下日本時間)に日本陸軍はマレー北部に上陸し、午前3時19分に日本海軍機動部隊が、ハワイの真珠湾攻撃を開始した。太平洋戦争勃発、米英と開戦。
映画『トラトラトラ』で有名な海軍による真珠湾攻撃が先ではなく、陸軍によるマレー上陸作戦が先であったことに注意。
今日の7時の国営ニュースは、相変わらずこのことを知らせなかった。
美しい冬日とはこんな日であろうか、紅葉した梢が凛としずまり、葉の素枯れかけた菊が花の凛々しさを掲げて咲き誇っている。
まばゆいばかり白く散る陽の下に朝刊を開くと、英米の腹黒さが見透かせるような敵性行動の数々が報道してある。
「あまり甘く見なさるな」と海の彼方まで叫んでやりたいような気のする時、突如としてラジオは、英米との間に戦端を開いたことを告げた。どきりとして息を呑み込んだ。西太平洋において戦闘状態に入ったという。
国中の空気が、すべてこの音響に充ち満ちているように刻々の報道がなされる。どの家でもラジオを入れて聴き入っているので、人声もざわめきもひそめられた。民族の同じ血潮は、この大事に直面して、ふつふつと紅濃く脈打ち無言のうちに覚悟を決め誠志を誓っているのであろう。号外を呼ぶ声が、常ならば聞こえぬ遠方から伝わってくる。戦線を突破するような勢いで号外売りの威力ある姿が近づいて来る。
(中略)
今日の妻達が、男性の足手まといにならぬのはもとよりのこと、深い高い愛情に徹して、夫を国家に捧げ切り、絶対に後顧の憂なからしめる雄雄しい心情でなければならぬ国家と個人はつとに一体である。
気がつくと、路地には子供達が集まって、先刻ラジオ放送した愛国行進曲を歌いながら石蹴りしている。続く時代も健康だ。
婦人は心を静かに、今日の日のような晴れやかさで、戦う人々の慰めとも、うるおいともなりながら、日々のつとめを果たそう。
茜雲も暮れかけて、警戒管制の夜に入る。(阿部静枝 週刊朝日12/21)
お国に心を捧げた国防婦人の模範解答のような文章だな。
この文を書いた阿部静枝は明治生まれの短歌の歌人だそうだ。戦後は東京都の区議会議員をやっていたんですと。
http://www.d2.dion.ne.jp/~mjro_3/nakada/sizue.html
実際には「戦う人々の慰めとも、うるおいともなりながら」、兵隊のために勤めていたのは慰安婦の女性たちであったことは戦後知らされたことであった……。
ラベル:大東亜戦争





単なる家人に過ぎぬ。
それとも、ただの過人とでもいおうか。
北原白秋ってのもいたね。
おなじ、12月8日、太宰治は醒めた視線でこの日のことを淡々と書いていますな。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611/24160946.html
「加賀もんのブログ」では散々電波を撒き散らした上でトンズラですか?
まあそれはおいといても
>兵隊の為に勤めていたのは慰安婦の女性であったことは戦後知らされていたことであった
貴方の脳内ソースだけで書いたんですか(棒読み)?
KYさんって自称「愛国、憂国の士。
あらゆる反日活動に鉄槌を下す!」と勇ましい加賀もんさんのブログの熱心な読者さんですね。
http://nihonkai.sblo.jp/
まっ、気張らないでやりましょうや。
>自称「愛国・憂国の士」
本人が言ってもいないことを勝手に忖度するのはいかにも彼方らしいことですが、そう言って頂けるのは光栄であります。
「加賀もんのブログ」にはもう顔を出さないそうですが、淋しい限りですね。
今後も、気が向けばどうぞいらしてください。
それではまた。
ああ、昭和は遠くなりにけり。
ああ、強きになびく者ばかり。
俺の文章、よく読んでみてちょ。
>自称「愛国、憂国の士。
あらゆる反日活動に鉄槌を下す!」と勇ましい加賀もんさん
であって、あなたのことを「愛国、憂国の士」と称しているのではありません。あしからず。
加賀もんさんは、ご自身のブログのプロフィールに、
>名前:加賀もん
性別:♂
一言:愛国、憂国の士。
あらゆる反日活動に鉄槌を下す!
と鉄槌宣言されております。