在特会などの抗議行動を予想し、警官が20名ほど警備にあたっていたが、アイツラは極右偏向放送局フジTVへの勘違い抗議に興味がいっており、何事もなかったw
上映会場には、前列に鈴木邦男さんが陣取り、命がけで上映会を守るとスタッフに言っていたそうだ。
これは、冒頭に描かれる南京城内での八路軍と国民党軍によるゲリラ的抵抗を描いたシーンである。日本軍の戦車(転輪や懸架装置まで詳細に再現)や装甲車がハリボテであるが、相当に再現されており、軍装は勿論のこと重火器にいたるまで遜色なく描かれているのが嬉しい。火薬の使い方など、もはや日本映画を軽く凌駕する映像描写力がある。
南京事件と言うサヨクが喜びそうな題材であるが、決して被害者として激しく糾弾する内容とはなっていない。淡々とモノクロで描かれる(カラーだと血しぶきでスプラッターになってしまう)映像は芸術性も高く、日本軍を単純な「日本鬼人」として描いてはいないし、なんせ主人公が日本人憲兵なのである。
この主人公は悲劇的な最後を遂げるのだが、そのことが逆に災いし、中国での上映時は「日本兵が好意的に描かれていると」の意見が半数を占め、賛否両論に議論が沸騰したようだ。そのため、治安当局の「いたずらに民心を混乱させる」、という判断のもとで上映は中断された経緯がある。
監督の陸川氏(40)は、映画を製作する際に、南京の抗日記念館で所蔵されている日本軍兵士の手紙や日記を多数読み、「彼らも戦争がなければ、良い父であり、夫であり、兄であり、息子であったはずだ」と思ったという。「日本兵も普通の人間だった。それを変えてしまう戦争というものを考えて欲しい」と上映後のインタビューで答えていた。
元サヨクだった自分も、南京事件と言うと日本軍の残虐性ばかりを強調しがちだが、別に日本軍でなくても、毎日殺人ばかりしていれば、キチガイになるのは当たり前で、オンナを見れば、草食系なんて馬鹿は誰ひとり居るわけもなく、オマンコしたい一心になるのはオトコの性と認識すべきだろう。映画では慰安所のシーンも描かれているが、布一枚で隣でギッタンバッコンしている横で普通の神経なら勃起しないだろうが、戦争でキチガイとなった兵士はあっさり勃起し射精してしまうのである。この異常な世界が戦争だ。そこには死ぬ前に子孫を残すと言う人間の本能もあるのかもしれんが、それは突撃一番のなかで放出され死に絶えるのみである。バウネットのフェミ左翼オバサンが「慰安婦と兵士の恋愛は有り得ない」と言いきっているが、映画の主人公は日本人慰安婦に恋してしまうのである。
もちろんこのことで日本軍が免罪されることもないが。
残念なのは、日本で上映されていない理由が右翼を恐れていることではなく(ネトウヨは、はなから相手にされていないw)、映画で使われている楽曲の中に著作権をクリアしていないのがあるという、いかにも中国人らしい理由なのである。一説では、サトウハチローの「2人は若い」といわれているが、真相はわからないまま。当日は監督への質問もできたが、サヨクが多くを占める会場では、そのことに言及する質問はなかった。
今後、日本での上映がどうなるかはわからないが、YouTubeに全編がアップされているから、是非観て欲しい。
http://youtu.be/v9bqOaHaobo
ラベル:南京事件