2009年11月05日

映画「沈まぬ太陽」


過去、山崎豊子原作X日共シンパの山本薩夫監督の映画を観てきた。
「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」
どれも傑作であった。

そして、今回の「沈まぬ太陽」も全国民必見の映画だった。
渡辺謙演じる恩地元は実在の人物である故小倉寛太郎氏がモデルだ。

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2009年10月21日

【訃報】 女優・南田洋子、死去


女優としての南田洋子は正直パッとした映画はないのだが、選ぶとしたらやっぱりこの映画でしょう。
長門裕之はじめての主演作品で、ヒロインだった南田洋子との出会いとなった作品。
石原裕次郎のデビュー作品として、近年のマスゴミでは紹介されることが多いが、あくまで彼はチョイ役の脇役にしか過ぎない。長門としては腹が立つことなんだろうとお察しする。
石原慎太郎の原作は読んだことがないが、映画としてはかなりイイ線いっていると思う。
1955(昭和30)年、終戦からわずか10年、大多数の国民が貧しかったこの頃に、葉山でヨットだクルマだと乱チキ騒ぎで過ごしていた石原兄弟がいかに浮世離れの生活を送っていたかが手に取るようにわかる。
ただ、若者によるやり場のない怒りが暴力とセックスに向かっていくという流れは世代を超えて普遍なものだということは確認できるだろうし、いつのまにかその時代の若者たちと同化してしまう怖さも混在している。
テーマ音楽の切なさは、こっけいな味わいも合わせながら、ラストのやりきれなさに繋がっていく。

長門裕之はたぶん長くはないだろうし、そうあって欲しいとも思う。
もし、彼が長生きして痴ほう症になれば、それはそれでマスゴミの餌食となり、奴らの格好のネタとして消費されてしまうからだ。
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2009年09月19日

映画『精神』


映画『選挙』(07)の想田和弘監督映画第2弾!
前回同様にBGMも説明もなく、淡々と取材映像が流れていく。
最初に重々しい患者と医者のやり取りがあったが、笑いもあったりして…でもやっぱり泣ける映画だった。
患者の中には天才すぎる人がいたり、「何をするかわからない」自分に困っている人、生活保護を受けて子どもと別居している人、子供を虐待死させて幻聴に困っている人…。
果てしない絶望に悩み苦しんでいる患者に向き合う老医師。

岡山の精神病院とその患者を通して映し出す「健常者」とは何かという命題。


衝撃のラストには唖然としてしまった。たぶん生涯で一番衝撃的な終わり方だったと思う。
機会があったら是非観て欲しい。
タグ:映画
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2009年01月27日

映画『ポチの告白』 初日舞台あいさつ

DSCF1625.JPG
さる1/24(土)、ついに『ポチの告白』が上映された。
http://pochi-movie.com/

舞台あいさつには、読売新聞を除く各新聞社が来ていたようだw





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タグ:映画 警察
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2009年01月19日

【若松孝二】 映画を撮る人は政府をいつも監視する立場にいなければならない

またまた映画館トリウッドで行われた若松監督のトークショーより。


トークの中で、監督はイスラエルによるベイルートのパレスチナ難民キャンプ虐殺のことに触れているけど、このことを日本人のほとんどが忘れているか、知らないだろう。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1123/annex/sharon/1_a.html
この虐殺事件に加担したのが、後にイスラエル首相(01〜06年)となるアリエル・シャロン。
戦犯岸を首相とした日本と似ているなw。




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2009年01月17日

映画『戦場のレクイエム』


中国内戦を描いた戦争大作!
http://requiem-movie.jp/

冒頭から、「プライベート・ライアン」をほうふつさせるリアルな戦闘シーンで血沸き肉踊らされ、残酷な結末にドカーンと爆破される。
それぐらい素晴らしい戦場描写だ。
この映画は韓国の名作「ブラザーフッド」のスタッフが協力していると知り納得した。
劇中、米軍のM26パーシング重戦車が再現されており活躍(?)するのが戦争マニアとしては嬉しい。その一方でM4シャーマンはハリボテ以下の出来でガッカリだったが…。


日本映画がいままで描けなかったほどの映像は、すでに中国映画が1億光年かなたまで我々を抜き去ったことを意味するだろう。

後半は、主人公が男の美学をとことんまで追求する。静かな時の中で。

中華人民共和国が成立するまでには、この映画で描かれているような悲劇が数多くあったに違いない。

今年は中華人民共和国が成立して60年。長い年月を経て、やっと人民解放軍を批判する映画が作られるようになった。記念すべき映画であるとも云える。

それと、邦題のセンスはどうにかならないものか?
原題は「集結號」、ラッパの集合合図(映画では重要な意味となっている)という意味だが、それがどうして「戦場のレクイエム」なのか?
タグ:映画 中国 戦争
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2009年01月16日

映画『連合赤軍』 とうとう3度も観てしまった


映画『実録・連合赤軍』を若松監督が撮るきっかけとなったゴミ映画↑


下落合の小さな映画館トリウッド。
そこで映画『連合赤軍』を観た。これで3回目である。
トリウッドの椅子はとっても小さくて、こりゃ3時間はつらいなぁと思っていたのだが、何度観ても『実録・連合赤軍』が素晴らしくて、腰の痛さなんぞ気にならなかった。
何度観ても、重信と遠山の別れのシーンは泣けるし、坂井真紀が演じる遠山が自分の変わり果てた顔を鏡で永田に見せられ、大声で泣くシーンの迫真の演技。本当に素晴らしい。
3度見ても、加藤3兄弟の末っ子が銃撃戦のさなかに泣きながら叫ぶシーンはどうしようもなく悲しい。
昨年bPの映画ですね、文句なく。


上映後、若松監督のトークショーがあった。

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2008年11月25日

『"エロ事師たち"より 人類学入門』

はじめて入った浅草の中映劇場
DSCF1303.JPG

ひなびた映画館の近くにあった看板↓
DSCF1302.JPG
娼婦が多いってのが凄いね。
立ちんぼのババアのことだべなぁ。

さて観たのはこれだ。
『"エロ事師たち"より 人類学入門』
(1966年/日本/128分/日活)

エロ写真、ブルーフィルム、妖しい器具…多色の猥雑で生計を立てる裏街道の人間たち。日本人の性意識を鋭く抉った野坂昭如の処女作を、今村×小沢コンビが完成させた型破りのホームドラマ。キネマ旬報主演男優賞ほか受賞。

監督・脚色:今村昌平
原作:野坂昭如
出演:小沢昭一、坂本スミ子、近藤正臣、佐川啓子、浜村純


第1回したまちコメディ映画祭in台東
http://www.shitacome.jp/
このイベントの特別上映で、小沢さんの挨拶があった。

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2008年10月01日

たぶん永遠に封印されるだろう映画「天皇伝説」と「ノモンハン」の映画批評

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映画秘宝の最新号に載った記事。
観たぞ!『天皇伝説』

ライターの柳下穀一郎が8/27、渡辺監督の本拠地福島文化センターで上映された内容をレポートしている。
たぶん、今現在唯一の映画『天皇伝説』批評のはずだ。



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posted by 死ぬのはやつらだ at 21:58| Comment(7) | TrackBack(0) | 映画/邦画・アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月11日

『崖の上のポニョ』は、なんじゃこりゃという怪作だった

川崎チネチッタ、上映時間に間に合わなかったので、東宝シネマで観た。

いったら、スクリーンが小さくてがっかりorz

子供向けだから、子供がイッパイいるのはアタリマエだが、予想された上映中のオシャベリが少なかったのは意外だった。
1人バカママがメールチェックをしていたが……。

【公式ページ】http://www.ghibli.jp/ponyo/



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posted by 死ぬのはやつらだ at 22:28| Comment(21) | TrackBack(1) | 映画/邦画・アジア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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