その女性は、最近起きた沖縄少女レイプ事件にかんして、
「米兵についていった少女も悪い」
と発言して、仲間から総スカンを食らったらしい。
ちなみに、この女性は社会主義を理想としているのだが……
薬剤師、左翼といえば、思い出すのは永田洋子だ。
中川 早見さんは、いい人だから左翼になったの? そういう自覚ってあります? 僕は全然なかったな。僕はなりゆきで黒ヘルになって、なりゆきで執行部にもなったんだけど、そのとき考えたことといえば、「あいつもがんばってるから、しょうがない」とか、「今さら引くのはみっともない」とか、そんなことだけで、「社会のために役立とう」なんて全然思わなかったけど。
早見 私は薬学部でしょう。薬学部だとみんな「医者と結婚したい」とか、「いい企業に入りたい」という話ばっかりしてるんで、そういうエリート意識への反発があったな。
鈴木 薬学部って、お医者さんと知り合いになりたいって動機で入ってくる人がいるの?
早見 多いですよ。
中川 そうなんだ。薬学部って出会い系の学部なんだ。
鈴木 いいね。右翼なんて何の出会いもないですよ。
中川 まあまあ。
早見 でね、ある薬学部の教授は「君たちは優秀なんだから、バカな理学部とは一緒になるな」とか平気で言うんですよ。
鈴木 へー。
早見 教授からしてそうだから、薬学部の学生って「私たちは優秀なんだ。私たちはエリートなんだ」って意識をもつようになるんだよね。私は「医療は人助け」ってイメージをもっていたんだけど現実は全然違って、そういう意識よりもエリート意識のほうが強い。だから、人が倒れているのを見ても素通りしちゃう人もかなりいるわよ。
鈴木 ひどいね。
早見 ひどいんだけど、そういうエリート意識は私にもあって、その自分の傲慢な意識をつぶしたいって気持ちがあったな。
鈴木 それが早見さんが新左翼になった理由?
早見 うん、理由の一つではあるよ。「そういう意識を持った人たちと私は違う。自分の中のエリート意識と決別しよう」ってことが表現したかったんだと思う。実際は個人のエリート意識を潰して集団のエリート意識にスリ変えられているけどね。
鈴木 エリート意識って運動の原動力になるんだね。
http://kunyon.com/shucho/080303.html
たまたま、俺の知人に、薬剤師の管理職がいるのだけど、「プライドのある女性をまとめるのは大変だよ」と愚痴をこぼしていた事を思い出した。
俺もエリートではなかったが、女衒商売で女性を雇用する苦労を少しは知っているつもりだ。
指名客の取り合いで、あからさまに、嫉妬や妬みが飛び交い、火花が飛び散る商売だったのでね。
「なんで、あんなオンナにぃー」
泣いて訴える従業員をなだめるのが一苦労だった……
おっと、話が脱線したが…さてさて、その薬剤師といえば、連合赤軍の死刑囚「永田洋子」である。
永田洋子も薬剤師であったから、上記の早見氏の発言は永田の「総括」に対する答えの参考になるかも、と思い引用した。
永田は63年4月に共立薬科大学(今年3月に慶應義塾大学薬学部・大学院薬学研究科となる)に入学、在校中の64年の1月に社学同ML派の集会に参加し、学生運動にのめり込む事となる。
卒業後はいろいろあったが、恩賜財団済生会神奈川県病院の薬剤師となっている。
そして、映画では語られなかった事だが、永田自身は、革命左派幹部の川島によってレイプされている。しかも、川島が初めての相手だったのだ……。
永田は、そのことを誰にも相談できないままに、川島との関係をズルズルと続けていたのだ。組織を守るため、という大義のために…
このことが、あの「総括」に重大な影響を与えたことは間違いないと、俺は思う。
連赤事件で殺された女性は、たいていフシダラナ男女関係を、永田に指摘されて「総括」されている。
それと、永田は、坂口との同棲生活の間にできた子供を堕胎している。それが70年7月。
その2ヵ月後に永田は、たった5人の幹部による投票で3票を得て、革命左派常任委員長に就任する。
地獄は、ここからはじまったのだ。
clawさんのところで知ったのだが、
http://d.hatena.ne.jp/claw/20080416#p1
革命左派の掲げる毛沢東主義を当時の日共が分析している記事が興味深い。
『毛沢東盲従の末路―「連合赤軍」事件の根源をつく』
http://maoist.web.fc2.com/jcp/jcr000.htm
中共はラジオ『北京放送』を使って、新左翼を支持する放送を行っていた!!
http://maoist.web.fc2.com/jpn/index.html
塩見が掲げた「銃による人民の蜂起」は毛沢東による謀略工作の成果とも言えるかもなぁ。
それにしても、日共が、
「チビで色黒、出っ歯でギョロ目」と特徴の多い永田と書いているのは、かなり問題あるなw
これまでみてきたように、「連合赤軍」を名のる毛沢東盲従の暴力集団がひきおこした今回の事件は、毛沢東盲従路線、トロツキストの路線のいきつくところが、まさに "鉄砲プラス虐殺 "であったことを万人の前にしめしました。http://maoist.web.fc2.com/jcp/jcr014.htm
それだけにこの事件は、トロツキストなどの暴力集団を「泳がせ」てきた政府、自民党の重大な責任をはじめ、かれらを甘やかし、あるいはけしかけてきた一部の文化人や政治家の責任、興味本位の扱い、あるいは事件の中心点をさけてきた一般報道機関の姿勢、さらには各政党の態度など、さまざまな問題を国民の前になげかけました。
デマを職業とする「勝共連合」や自民党の荒船代議士などは、ここぞとぱかり、この事件を日本共産党とむすぴつけようとしています。しかし、日本共産党こそが一貫して暴力集団を糾弾し、それらの根絶をめざしてきた政党であることは、故意に事実をねじまげようとしているもの以外はだれでも認めているものです。
たとえば、世間では「反共評論家」で通っている細川隆元氏でさえも、三月十九日のTBS「時事放談」で、前総評議長の太田薫氏と対談してつぎのようにのべています。
細川:この問題(暴力集団への態度)について、共産党はうまい。いままでずっと批判してきた。社会党はもたもたしている。
太田:(うなずいて)わたしは、すでに東大闘争のときに、かれらにたいする態度をはっきりさせておかねば、将来たいへんなことになると予言した。そのとき江田がかれらを公然と支持したのだ。
細川:その点、共産党はきぴしい。点数をあげている。
トロツキスト暴力集団が最初に暴力的妄動をはじめたのは一九五九〜六○年にかけての安保闘争。このときかれらは、共産党など民主勢力を「日和見主義」とひぼうし、自分たちを安保反対勢カのようにみせかけながら、実は裏で警視庁幹部や反共右翼の田中清玄と連絡をとって国会突入などの妄動をくりかえしたのです。
この最初のときから、日本共産党はかれらの蛮行を糾弾し、その正体をあばいてきました。
結論は、一貫して日共が正しいの一点張りだ。この日共の態度こそ「自己批判」してもらいたいものだ。
異議ナシ!!






自暴自棄になっていた共産党を率いた人物ですな。
戦後は右翼の顔役として睨みを利かせた。
このように「左翼」の出自を持つ右翼というのも以外と多い。
北一輝なども。
逆のケースはあるのでしょうか?
貴ブログに書かれている主張と、小生の主張が、同じ思いから発生しているような気がいたします。
たしかな野党、じゃなくて今や中共の与党です
右翼から左翼っていうのは、雨宮さんぐらいしか思い当たりありません。
鈴木邦男さんは、「自分は左右を超えた存在」だと自負されております。
川端 健(かわけん) 殿
これからも、よろしくお願いします。
蟹型円盤 殿
中共と日共との激しい罵倒は、ソ連崩壊後、最後の社会主義大国・中国を支えなければ、存在意義がなくなる日共の状況を反映しているのだと理解します。