2008年03月08日

正しすぎる「日の丸・君が代」との闘いの危うさ

一点の曇りもない「正しさ」。

左派リベラルの運動に共通する現象だ。

あまりにも正しすぎるからこそ、世の中のフツーの人たちを巻き込むことができないのではないか?

そのことは「日本共産党」の支持率の低さが証明している。


同様に、「日の丸・君が代」に反対する人たちにも言えるのではないか?



根津公子さん。
卒業式での「日の丸・君が代」に対して、一貫して「不起立・不斉唱」を貫き、何度も処分の対象とされた都立中学の家庭科教師である。
左右問わず、知らないものはいないほど有名な教師である。余談であるが、グーグルで「根津公子」と検索すると、関連検索:「中核派 根津公子」と出てくるほどネトウヨの攻撃対象ともなっている。

きのう発売の週刊金曜日。
「きんようぶんか読書」にて根津さんの著作『希望は生徒』が取り上げられ、作家・斎藤美奈子さんによる書評が興味深かった。
読みながら、何度もウウムと唸ってしまった。本書に共鳴する人は(特に『週刊金曜日』の読者には)多いだろう。が、そういう人はこの本を読まなくても、もともと著者と思想を同じくするのではないか。逆の立場から見れば彼女は典型的な「左翼教師」と映るだろう。
著者に対する処分は不当だし彼女の闘いは支持するし、教育実践にも敬意を評する。そう、彼女は圧倒的に正しい。そして正しすぎるのだ。一点の曇りもない「正しさ」に猜疑心を挟みたくなる私に著者の闘いぶりはまぶしい。が、「権力」との闘い方はそれしかなかったのかとの思いも禁じ得ないのである。

根津公子さんの話しを2年前に聞きに行ったことがある。
彼女が受けた都教委からの執念ともいえる数々の処分。よくもここまで抵抗してきたものだと感じ、畏れ入った。
ただ、「彼女は圧倒的に正しい」のであろうか?
家庭科の授業で「日の丸・君が代」を教えることは間違っていないのか? それが歴史の授業であれば問題はなかったと思うし、反発もないだろう。それが家庭科とどう関係あるのだろう? もし、そうであるならば、数学の授業で「靖国神社の重要性」を説くことだって可能なはずだ。

根津さんのやり方には、大多数の「日の丸・君が代」を疑問なく容認する国民からの共感は得られない手法ではないだろうか?

俺は、天皇賛美の歌詞「君が代」の反対には同意するが、「日の丸」は素晴らしいデザインでもあり賛成だ。これほどのシンプルなデザインを超えるものができるとは思えないし、ましてや歴史的には官軍に抵抗した逆賊の旗が「日の丸」であったので反体制のシンボルでもある。ナチスやイタリアが国旗を変えたというが、「日の丸」は日本が軍国主義になる遥か昔、1854年に薩摩藩が船印として徳川幕府に提案したことにはじまっている。戦争中の国旗だから、というのがあるが、旗には罪はない。

君が代には反対だが日の丸には賛成の人を受け入れる寛大なココロはないのか?

ましてや、根本的な指摘になるかもしれないが、卒業式での「校歌斉唱」を強制していることはどうなるのか? 君が代強制と変わらないではないか?
とにかく、「正しく」わからないことが多いのだ。

左派リベラルの掲げる「市民運動」のほとんどが、多かれ少なかれ、「正しいことを主張しているのだから、問題はない」という傲慢さを包括していることに、本人たちは気づいていないように思えるのだが…言いすぎだろうか?

YouTubeに根津さんを支持する方からの投稿映像があった。

http://jp.youtube.com/watch?v=x_v12pvcMdo&feature=related
この映像のコメント↓
「(根津さんが)どんな質問してたんですか?そこをしっかりといわないと何がいいたいのかわかりません。これだけでは何を訴えたいのかわかりません」
まったく、コメント氏の言うとおりで、これでは何も知らない人は、根津さんに対し反発してしまうだけだと思うのだが。

権力者の常套手段は、人を「敵」と「味方」にレッテル貼りし、なおかつ、政治に嫌気がさしている大多数の「無関心派」との溝を深めること。

市民運動がその手助けを間接的にしているような気がしてならない。


ラベル:市民運動
posted by 死ぬのはやつらだ at 11:08| Comment(38) | TrackBack(1) | この国のスバラシイ国民と社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「一応左翼」のわたしとしては、『君が代不起立』http://vpress.la.coocan.jp/kimi.html
というドキュメンタリー映画の上映運動を圧倒的に支持するものでありますが、自分が音楽教師の立場なら、君が代伴奏はアップテンポで弾いて、歌うほうを置き去りにする、といったおバカな闘争に全力をあげる所存であります。

教育委員会の通達に、「君が代はM.M.=100で演奏することとする」なんて指定がついたりして。

都教委など強制側は、日の丸への敬意を子どもに教え込もうと思っているのではないと思います。ひょうたん継ぎの旗でもなんでも、指導者側が「敬え」というものに敬意を払え、というところが一番やりたいところで、だから「規範意識」と必ず言う。

そこをあからさまにできないサヨクは、うーん、弱いなあ。
Posted by kuroneko at 2008年03月08日 18:16
> あまりにも正しすぎるからこそ……

 というより、疑いを持たないで「鋳型にはめこんだ正しさ」というべきでしょうね。
 正しくなんかないですよ。
 表現の自由。フェミニズム。差別反対。全部鼻持ちならない。これ、全部逆転したところから議論が始まるというのに、なんにも議論しないできたから本質が問われることもなかったんですよ。
 そして今の左翼の凋落がある。当然の帰結だ。ザマを見ろということだ。もちろん、俺も左翼の端くれとして反省する一人ではありますが……。
Posted by 本間康二 at 2008年03月08日 23:30
個別・具体的に「日の丸・君が代」が問題なのだとすれば、確かに奴らださんの言われる通り「家庭科でソレってどーよ?別に大して正すくすらねーんじゃね?」という評価が成立するだろうと私も思いますが、もっと普遍・一般的に「強制力を持った者による一定の形式の貫徹」ということが問題なのであるとするならば、「思想・表現の自由の侵害」というわりと誰にでも関係あるかなりエラいハナシになるわけで、こっちだと斎藤美奈子女史の「正し過ぎる!そこが弱点!」というレトリックが成立することになるんだと思いますな。
Posted by kamikitazawa at 2008年03月09日 00:31
「俺は、天皇賛美の歌詞「君が代」の反対には同意するが、「日の丸」は素晴らしいデザインでもあり賛成だ。これほどのシンプルなデザインを超えるものができるとは思えないし、」

そうかなあ。私は逆ですけど。「君が代」は、良かれ悪しかれ、日本人のメンタリティそのままで、変えるのはなかなか難しいと思いますが、日の丸はなんとかしてほしい。あれは「真っ白なシーツにメンスのxxx」という評があり、それを聞いて以来、あれを見るたび、なんか恥ずかしくて(笑)。
Posted by ノリノリ at 2008年03月09日 01:09
>君が代のアップテンポ、歌置き去り

 これだけでも十分に「ゲシュ○ポ都教のカンシ委員会」にひっかかりますので、一応。知らない方は覚えていて下さい。

>サヨクの凋落

 皆さんよく運動論の「ダメさ」を語りますが……ここでも斉藤美奈子さんの「正しさの疑問」がここに安易にリンクされているようですが、

 では「ウヨクの運動論」は、「評価」されているわけですか。私はウヨクの運動論の「正さ」のお蔭で「多数派」を獲得したことを寡聞にて知らないのですが。

 サヨクの運動論を「硬直」で語るのは実際は誤りでしょう。

 サヨクであろうとウヨクであろうと、「間違いを正そうとした場合」は、必ず初めは「少数派」で「硬直」するのは「必然」でしょうな。

 でも、そこから「先」はこの国では「何も起きない」から、ことさら、「サヨクのダメさが強調される」だけ。

 北朝鮮の他に一党独裁のアジアの国は何処でしたっけ?

 アメリカに貢ぎ、自身で「体制変換」もできない国の「少数派」が「硬直」するのは当たり前じゃないすか。

 私自身は「サヨク」とはつゆも思ったことはないが、「ほぼ一党独裁の思考停止国民」が「サヨクを哂える」という「感覚」がまるで理解できない。

 「硬直」しているのはどっちだと。

「中庸」「事なかれ主義」「結論は必ず先延ばし」に「ガチガチに固められている自分」を棚に上げて、「サヨク=他人の硬直を哂う」とはこれ如何に。

 死ぬのだやつらさんのこのブログだって、ある種の人間から「硬直している」と言われない「確信」はこの国にはないと思える。

 答えは既に記したとおり。

 「鋳型に嵌めこんだ中庸さ」をまず「解体」せずして「何が生まれる」のか。

 「何も生めない」から、ウヨクの頼みも「明治維新」という古い額縁なんでしょう。

 その古い額縁には確かに「日の丸・君が代」はよく映えます。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月09日 02:40
既成の右翼を批判するのはカンタン。
誰が見ても、思想なき強制の群れですから。
だけども、市民運動となると別。
これを批判するのはタブーだってのは、天皇制と同じだったのでは?

ネットのおかげで自由に文句を言えるようになった気がするけどなぁ。思い違いならスマソ
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月09日 07:46
>北朝鮮の他に一党独裁のアジアの国は何処でしたっけ?

中国とヴェトナムです。日本は違いますよ、野党がダメなだけ
とくに旧社会党は与党の敵失を何一つ利用できず
見逃しの三振を続けて数十年、消滅しました。
Posted by 蟹型円盤 at 2008年03月09日 09:44
 俺が共産党、社民党をはじめとする――「はじめとする」んです、やつらださん嗤ってください。忸怩たる思いのなかに、自身を含めて左翼を“こてんぱん”にこきおろすのは良くなって欲しい、立ち直って欲しいからにほかなりません。
 自民盗や公明盗、エセ野党、はっきりいえば自民盗別働隊=民主盗も含めて、それらは最初から眼中にありまへんのや!(怒・怒怒怒怒怒!!!!!!!!!!)
Posted by 本間康二 at 2008年03月09日 17:27
とは言いながらも、右翼って身内の批判はしないし、団結心も強い。
その点、左翼って分裂ばかりだし、除名した者は永久。

ほとばり醒めれば許す度量も必要だ。

国民の支持で政権の自民党を見習わなきゃ。

挑発すれば、国民の多数の支持を得ている日の丸を否定する公立教師は、何なのか?ってのがフツーの大衆なんだろうね。

それを伝える手法ってのが問われているのだと思うよ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月09日 17:55
>手法

 って言われても、だって、もう「魔法」しかないでしょう。

 弁護ではなく、確認として、国会で「強制」はしないって約束しておいて、「強制バリバリ」。何回、ヘイトスピーチを繰り返しても、レイシストが1000万人都市の首長に三選。自分が作った銀行がこけてもオッケー、オッケー。

 サヨク系の議員が「失言・失態」すれば、「一億三千万総袋叩き」のくせに、「おぼっちゃま最高責任者」が「ちびって責任放棄で退陣」しても、マリアの如く「暖かい視線」で国会にまた迎えてやる国民。いやー、「慈悲深い」こと極まりなく、世界中の権力者から「日本の国民に『ノーベル臣民賞』を、と声が上ってもいいくらいじゃないすか。

 そんな国で、「サヨク」がなんの「手法」ですか。もう「魔法」以外無理でしょうな。魔法使いサリーちゃんの世界ですよ、もう。

 死ぬのはやつらださんだって、判っていると思うけどね。
 「忸怩たる思い」をぶつけたいのは理解できますがね、

 サヨク叩きで、一体この数年誰が「利」してきたかを考えると……やはり、私はどうしても「叩く順番」が違う気がしますわな。

 「おぼっちゃま派閥復帰」でそれを「確信」しましたね。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月09日 20:37
だから、この国には暴力革命やテロが必要なんだと、左翼右翼がわめいているが、フツーの大衆には理解不能だ。

それで、民主党の政権奪取にかけているわけよ。

社民共産の魔法は無理だ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月09日 22:40
日の丸って良いかい?
ガキの頃は、確かにシンプルで良いデザインと思っていたけど、他の国の国旗に込められている様々な思いを知ると、日の丸って何にもねーなーって。
今じゃ嫌いな旗のトップですよ。
Posted by mayhem at 2008年03月09日 23:56
「旗に罪はない」?
だったらハーケンクロイツはどうなんだ?
ドイツは敗戦後ハーケンクロイツを国旗にするのをやめたわけだが、もしやめずにハーケンクロイツを今でも国旗として扱っていても「旗に罪はない」からいいのか?

Posted by     at 2008年03月10日 14:44
どうしても「旗に罪はない」とおっしゃるのなら星条旗を振りかざしてイラクにでも行ってください。


おそらく、あなた自身が崖に放り込まれることでしょう。
Posted by     at 2008年03月10日 14:51
岐阜の愚民へ

いつも午後の3時前後に書き込みしているが、何か理由でもあるのか?
毎回、プロバイダーが違うが、理由は何だ?
何か疚しい事でもあるのか?

>だったらハーケンクロイツはどうなんだ?

俺の記事をよく読んだのだろうか?
鍵十字はキチガイ集団のナチスが作った。

日の丸は、「1854年に薩摩藩が船印として徳川幕府に提案した」。

だから旗に罪はないんだよ。

それよりも、他人に質問する前に、自分のスタンスを示せ。
日の丸と君が代に賛成なのか反対なのか? その理由は?

Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月10日 22:37
荒らす奴は、構ってやると後が面倒です。
だから荒らしは出来るだけスルーするべきです。

ちなみに僕は君が代は賛成です。

君が代の「君」は、天皇の事でもあり

日本そのものでもあると思うからです。



Posted by 名無し at 2008年03月11日 01:51
かつて、70年代くらいまでは、アジアの中で、日本は圧倒的に「強い国家」だったんだと思います。

だから、日本人全般にアジアの中で日本は加害者だという感覚があって、その「加害」の象徴としての「君が代」「日の丸」への嫌悪感というのは左翼といわず、わりに一般的にあったように思います。

ところで、私はこのところ、アウェイのサンケイブログ「イザ」に別名でコメントなぞしておりますが、あそこの主流派のネトウヨは、真剣に韓国や、中国の成長におびえ、むしろ日本が被害者になり
つつあると感じているようです。

被害者の自己防衛の象徴として「日の丸」「君が代」があるわけですね。かつてと逆転している。

これは私のような50代の人間には新しい発見で驚きでした。

第一次大戦後、ヨーロッパの中で英仏に対して圧倒的に「弱い国」であったドイツでヒトラーのナチスがその「弱さ」を逆手にとってファシズムを築いたような事態がこの国にもおきつつあるのかもし
れませんね。
Posted by natunohi69 at 2008年03月11日 01:59
国旗については只の旗としか思いません。

正直、旗に対して文句言ってる癖に

どんな国旗にするべきとか言わない

人は何ですか?




Posted by 名無し at 2008年03月11日 02:02
>韓国や中国の成長

 中国の成長はわかるが、韓国の経済規模は「千葉県+神奈川県」。ついでに、「北」は「沖縄以下」だよ。

 被害者意識こえて「被害妄想」にならなければいいがね。

>どんな国旗にするか

 いや、「いくつ」かアイディアは出ているんだよ。「富士山マーク」とか。

 私が妙に惹かれたのが、「金曜日」で石坂啓さんが出した「温泉マーク」のやつ。

 あれなら、「反日運動」も「腰砕け」になるだろな、と。

だって「いい湯だよ、アハハン♪」だよ。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月11日 09:22
国旗は日の丸、国歌は君が代
いまんところそれ以外なにがあるの?

他国と区別するためのシンボルでしょう。

個人的には好きではなくても、そういう場では恭しくするのが普通ではないかと思うのですよ。

嫌いな仕事はしたくないが、生きるためにはやるのが大人ってもんじゃないかなぁ
他に道があるならそっちを選ぶ自由はあるわけだし。

なんとかって言う先生も、職業としてその場所選んだのなら、その通りやるのがプロたるもんで、どうしてもピアノ弾きたくなかったら違う職を見つけてそっちでのびのび生きるほうがいいんじゃないかと・・

バランスがとれる位置に向かうのが普通と思うのは、ガクのないワタシだけかしらん
Posted by HNわすれた at 2008年03月11日 09:44
>バランスが取れる位置に向う

 大賛成ですな。

 しかし、「さしたる議論もなし、論争もなし、熟慮もなし」に「権力者が決めた方向」へ向うのを「バランス」というのは、

 この国の他には東アジアで「いくつかあるか」な? 兎に角「世界では普通ではない」

 という自覚は持ちましょうね。

 少なくとも「民主主義の国」で、「自説を曲げて権力に従うのをプロ」とは言いませんよ。

 「自分が弾くピアノを客(?)がどうとるか責任を持つのがプロ」で、そのプロ意識を認めるのが「民主主義の国」で認めないのが「全体主義の国」だぜ。

 こんなことを思うのは、「サヨクでもないのにサヨク扱い」されるワタシだけかしらん。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月11日 11:20
>被害者意識こえて「被害妄想」にならなければいいがね。

もう、幾分か、なりつつあると思いますが。なんか、慰安婦問題にしても、集団自決問題にしても、事実とは、また別に「加害妄想」と「被害妄想」の間の空中戦が激しくなっているように思うのは私だけでしょうか?

ところで、ジョークで、「祭日に石原慎太郎邸の様子を見に行ったら日の丸を揚げていなかった」というのがあるけれど。
昭和30年代ころまでは、祭日は、各家で「自主的」に日の丸掲揚をしてたが、学校や公けの場で君が代、日の丸の強制は無かった。
ところが、この頃は、祝日に自主的に日の丸掲揚をする家は格段に少なくなっていて、その代わりに公けの場で強制してくる。どうしてでしょう?
誰か、祝日に家で日の丸を掲揚している人いますか?
Posted by natunohi69 at 2008年03月11日 16:40
>「加害妄想」と「被害妄想」の間の空中戦が激しくなっているように思う

この件は同感ですね。しかも最近は国会議員を巻き込んで大げさになっているのが現状です。
すべては、マンガ「戦争論」が発端ですね。
少なくとも南京事件に関しては、日中政府によって犠牲者の数を特定する必要があるでしょう。

>この頃は、祝日に自主的に日の丸掲揚をする家は格段に少なくなっていて、その代わりに公けの場で強制してくる

俺の実家では、日の丸はしっかり掲げておりました。

最近では、自衛隊基地がある街でも日の丸は見られません。
こちらに来て、3年にもなるが、民家で掲げているのを一度も見たことがない。

右翼じゃないが、腑に落ちない光景です。

それほど「日の丸」って人気がない証明なのかも。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月12日 05:01
>右翼じゃないが、腑に落ちない光景

 そんなに腑に落ちないですか。
私は腑に落ちているんですが(皮肉ではありませんよ)。

 あれは「臣民(嫌味ではなく事実)の意思表示」ですから、「隣組がなくなって」、

 「臣民の紐帯」が廃れていくにつれ、「消えた習慣」と私は解釈します。

 で、ここから「先が極めて日本的で」、

やつらださんは「またいつも大木銀太郎節か」と思うでしょうが、「臣民から市民の紐帯」に移行できない「ジレンマが日本では未解決」なので、

「家で日の丸を揚げない」=「国旗を大事に出来ない」→「何とかしなきゃ」という
「右翼のあせり」とか、他方同時に、

「日の丸・君が代大賛成」=「だけど、家で日の丸を揚げないのはOK」→「学校ではあげるべき」という「乖離」が矛盾せずに、

 「ウヨク」には同居できるんですな。

 では、「何故そんな矛盾を孕んだジレンマが未解決」かで、またまた、「またか」と思われるでしょうが、

 「戦前・戦後を通して、天皇制も含めて、国民主権・民主主義の種々の問題」を
「あれはいいんじゃん式の日本流」で「きちんと議論」してこなかった所為と私は見てるわけです。

 そもそも「98年に国旗国歌法案」を自民党が「ごり押しした理由」こそが、まさに「日本流」で「習慣として認めれている」でした。で、国民も「そうだね。騒いでいるサヨクってバカじゃん」という「日本流」の対応で「終わっている」から、

だからこそ、やつらださんも「腑に落ちないし」、斉藤美奈子氏も「正しすぎる」という「対案・代替安を提示できない事実を置いといて」、ピントボケをおこすわけですよ。

 確認しておきますが、私の議論の基盤は、「サヨク支持」ではなくて、「議論の基盤を創ってこなかった国民と政府の問題がまずあるのに、サヨクの硬直を論じることは「順番」が違う」というだけです。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月12日 10:34
プロというのは、プロフェッショナル=職業人・専門家ということではないですか?お抱えピアノ演奏家は、時は気に食わない曲を雇い主の要望に従って演奏することがあります。プロフェッショナルだからです。
嫌ならその職を辞めてもよい自由がこの国にはあります。

やつらださんが言いたいのは、国歌・国旗を個人がどのように判断するのも自由だが、その個人の価値観を絶対的に正しいと決め込むのは聊か偏屈ぎみで、それがサヨクの論理的正しさの脆さではないか・・実際生活はもっと感覚的なものだからアバウトなところがないと一般人の共感が得られにくいのではないかということだと、ワタシは解釈している次第です。

Posted by HNわすれた at 2008年03月12日 11:10
 >HNわすれたさん

 では、「演奏を拒否」したものを「首・減給・懲戒」にする「自由」とは、

 どんな「自由」ですか。
私の言う「自由」とは「人権を保障された自由」なのですが、どうやら「他の自由」を言われているようなのでご説明お願いします。

 もう一つ、「演奏を拒否」しただけで、「懲戒」というのは、「石原都知事以前」には「ない」にも拘わらず、それは「知事就任後突然することは偏屈な処置ではない」、という理由を、

「バカな私でも」わかる説明をお願いします。
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月12日 12:19
職業選択の自由では?

そもそも国の言う事を聞きたくない

のならば違う所にでも就職すればいいと

私は思います。

国に楯突く私ってかっこいいと言う風にしか見えません。



Posted by 名無し at 2008年03月12日 14:22
どう言い繕うと日の丸は「大日本帝国」という63年前に消滅した国の国旗であり「日本国」にはそぐわない。

ソ連が崩壊する時、ソ連は赤旗を国旗にするのを辞めてしまったんだ。もしロシアが今でもあの旗を国旗にしていたら「赤旗を国旗にしておいて何が共産党独裁を辞めただ?」と諸外国から突っ込まれるのがオチだろう。
Posted by     at 2008年03月12日 16:15
ソ連よりもはるか昔に滅亡した「大日本帝国」時代の国旗や国旗を「自由と民主主義」の「日本国」にまで継承したこと自体が大間違いなんですよ。

北朝鮮があの独裁体制を完全に壊滅させ真の「朝鮮民主主義人民共和国」という名にふさわしい国になった時、それでも「旗に罪はない」からと言って国旗をあのデザインのままにしたとしたらどう思いますか?

(その時はおそらく韓国と合併するのでしょうが仮に合併しなかったとして考えて下さい)
Posted by            at 2008年03月12日 16:22
>ソ連よりもはるか昔に滅亡した「大日本帝国」時代の国旗や国旗を「自由と民主主義」の「日本国」にまで継承したこと自体が大間違いなんですよ。

おいおい、南京事件や慰安婦がいなかったって主張している岐阜の偽右翼に言われたくないぜw

ロシアが国旗を変えるのは当然だろう。社会主義じゃなくなったのだからな。

北朝鮮の旗をどうするかなんて、他国の俺たちが言うべき問題じゃないないべや。

お前さんよ、日の丸君が代に反対なのか?
賛成なのか答えろよw

Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月12日 20:48
大木殿

>「議論の基盤を創ってこなかった国民と政府の問題がまずあるのに、サヨクの硬直を論じることは「順番」が違う」

根津さんの運動方法は、バカ国民の「サヨク」アレルギーを増幅させるだけだと思うんだ。
「日の丸・君が代」反対運動にとってもマイナスではないかと。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月12日 20:54
みんな、うるさいむかっ(怒り)
ウザイヨー


もう、このコメント締め切り、締め切り





やめろー
Posted by 脳内爆発 at 2008年03月12日 21:15
 やつらださん

 勿論判ってますよ。お決まりのコメント欄になってしまいました。

 ……失礼しました。

 
Posted by 大木銀太郎 at 2008年03月12日 22:17
大木銀太郎 殿

そんなこたぁありませんぜ。こちらこそ恐縮です。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月12日 22:37
>根津さんの運動方法は、バカ国民の「サヨク」アレルギーを増幅させるだけだと思うんだ。
「日の丸・君が代」反対運動にとってもマイナスではないかと。

私も、なぜか、根津さんの「運動」には反感を覚えます。
そういう私も、高校生の時には、日の丸の掲揚ポールを倒して、体育祭での日の丸掲揚を阻止したし、大人になってからも子供の入学式、卒業式でも、君が代の時は座っているし、もちろん歌わないんだけど。
やつらださんの提起した問題は結構重要かつやっかいな問題ですよね。
私にとっては、反「君が代・日の丸」ってのは、「反骨」あるいは「抵抗」だけど、根津さんにとっては「正義」だからでしょうか?

Posted by natunohi69 at 2008年03月13日 01:44
実は、「扶桑社の歴史改竄教科書採択取り消し裁判」に関わっている知人も、根津さんには反感をもっている。
くわしくは書けないけどね。

「正義」ってのは、声高に主張すると、大衆からは「反感」しか返ってこないのだと思います。

これは右翼や左翼も同じですな。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月13日 04:43
「サヨク」が「ウヨク」に負けてしまった原因は「金」、ただひたすらコレだけ、他の理由は付け足し。
この国では思想も金で買える、「憲法に保障された権利」さえも金を出さねば手に入らない、これを「努力した者が報われる社会」と言う。

ま、はっきりいって財界にとっちゃ「ウヨク」の方が好都合なんですよ、だからマスコミに金をばら撒いて「サヨクだめだめキャンペーン」を張った、見事にストさえも出来ない右に偏りまくった社会になりました。
まあそれもまた国民性だな。
Posted by 世捨て人 at 2008年03月16日 02:16
>見事にストさえも出来ない右に偏りまくった社会になりました。
まあそれもまた国民性だな。

派遣社員として、自動車労連労組を見ていると、見事な保身運動。

せめて、「ジュンポウ闘争」ぐらいはしてもイイのかと。

まっ、現状は共産党以外は御用組合ばかりなり。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年03月16日 03:56
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何か、「良くないニヒリズム」の典型みたいな文章になってしまったな・・・
Excerpt: 自分のブログの更新に一杯一杯で他の人のブログなかなか見なくなったのだが 久々にじっくり読んだやつらださんのブログ。 反米嫌日戦線「狼」(腹破裂): 正しすぎる「日の丸・君が代」との闘いの危うさ..
Weblog: 迎春閣之風波
Tracked: 2008-03-10 20:37
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