2008年02月02日

ガンダムが好きなネトウヨ多いね



30年も前に見た「ガンダム」。
まさか、このTVアニメがいまだに続く人気を誇ろうとは思わなかった。

いまは「ガンダムOO(ダブル・オー)」ってのが6チャンネルの土曜日18時よりやってて、いい年した俺はハマっている…。
キャラクターは男がホストクラブで、女はみな巨乳ってのが時代だが…


俺の知り合いにも、「機動戦士ガンダム」のファンがいる。
この人は、口が開けば、露骨に「シナ」や「チョン」がどうのこうのと、聞くに堪えない話題しか出てこない。

そんなのが、「ガンダム」のファンであることが情けないのだが、実際にネット右翼にもガンダムの人気は高いようだ。

「ガンダム」は同時期に流行った「宇宙戦艦ヤマト」と違って「犠牲になって死ぬことの美学」を称えた作品ではなかった。むしろ戦争の非情や無情さを感じさせるものであったと思う。

それであるならば、なぜネット右翼がガンダムのファンなのだろうか?




以下、ネタは別冊宝島「ネット右翼ってどんなヤツ?」より
「なにか面白いことない?」という関心にあおられるのが、サブカルチャーの世界。そこでは行儀が悪くて、刹那(せつな)的で、非日常的なものを求める。昔は「お楽しみ」にすぎなかったのに、最近は偉そうな顔をして出てきて、本当の政治気分を醸し出している。サブカル的政治ブームというのでしょうか。「漫画家の安彦良和さん 今の改憲論はサブカル的

昨年の2月に東京新聞に掲載されて話題となった安彦さんの話だ。
「今のこの政治気分では非常にレベルの低い憲法改正になる」と危惧されていた。

安彦さんは最初のガンダムのキャラクターデザインと作画監督を担当した人だ。

面白いものとしての、ナショナリズムなり政治なりっていうのを、サブカルから取り込んでいったということなんでしょうね。もともと、政治をつまらないと思っていた世代が、サブカルを通じて、政治の中に面白いファクターがあるということに気づき出して、サブカル経由で、政治や社会観を取り出していくっていう…オタクとしての政治なんですよ。今の若い層は、サブカルとして政治づいている、と最近、気づいたんです。つまり、サブカルの中で培った、擬似社会観というか、擬似世界観というか、そういったものがベースになった政治意識だと思います。

そのような政治意識の具体例として、最近危ないなと思うのが押井守さんの一連のアニメだという。
押井さんは、非常に政治的なデコレーションを好みますよね。『攻殻機動隊』も非常に政治的なものに仕上がってますよね。押井さんの作品って、一見、社会性を帯びるんですが、ただ、その社会性が非常に…『違う』んですよね。彼は全共闘の後の世代なんですよ、で、天才的な才能を持っている人なんですが、現実が嫌いなくせになぜか非常に政治が好きだと。
(中略)
政治的免疫力がない視聴者に向けて、仮想政治的なアニメが浸透していくっていうことは、非常に危ないわけですよ
かつては、政治的なものを『体験』してから、右にも左にも行く、という時代だったんです。ところが、左翼が倒れて、政治的無関心の時代になると、免疫体験が切れるんですよね。切れた中に仮想現実の政治が入っていくわけ。その世代がまさに、押井君であり、エヴァンゲリオンの庵野君であるわけです。で、彼らには、悪いことに、大変な創作能力があるんです。そして、非常に豊かな情報があるわけです。


うーむ…安彦さんの言いたい事の半分ぐらいはわかったような気がする。俺の脳味噌ではまだわからんことが多い。

いま放映している「ガンダムOO」も、300年後もEUとアメリカ連合とロシア・中国の社会主義連合が3つ巴で争っているという仮想現実の政治的世界のなかのお話だ。
西暦2307年。

化石燃料は枯渇したが、人類はそれに代わる新たなエネルギーを手に入れていた。3本の巨大な軌道エレベーターと、それに伴う大規模な太陽光発電システム。しかし、このシステムの恩恵を得られるのは、一部の大国とその同盟国だけだった。

3つの軌道エレベーターを所有する3つの超大国群。アメリカ合衆国を中心とした『ユニオン』。中国、ロシア、インドを中心とした『人類革新連盟』。ヨーロッパを中心とした『AEU』。各超大国群は己の威信と繁栄のため、大いなるゼロサム・ゲームを続ける。そう、24世紀になっても、人類は未だ一つになりきれずにいたのだ……

そんな終わりのない戦いの世界で、「武力による戦争の根絶」を掲げる私設武装組織が現れる。モビルスーツ「ガンダム」を所有する彼らの名は、ソレスタルビーイング。

ガンダムによる全戦争行為への武力介入がはじまる。

久々に俺としては嵌っている。架空の国同士の戦争ではなく、実在する国同士の戦争となっているのが大きい。IRAなど現実のテロリストも登場するし、中東出身の主人公は聖戦士として殺人を犯しているなど…かなりハードな内容なのだが、「政治的免疫力がない視聴者」はどう受け取って観ているのだろう?

俺は自分が「政治的免疫力」がある存在と図々しく考えているので、「ガンダムOO」の内容が、「武力介入」による「戦争放棄」実現の話として、「憲法9条」への挑戦として映り、興味深く拝見させてもらっている。


さて、俺にとっての「政治的体験」とはなんだったのか…
たぶん親父が自民党党員であり、道路利権で潤う業界にいたこと、小学校5・6年の担任はアカだったし、授業中に浅間山荘事件の実況中継はクラスで見たし、連合赤軍によるリンチ殺人事件はあったし、東アジア反日武装戦線によるビルの爆破テロには衝撃を受けたし、高校生の同級生の女の子は過激派に所属して成田闘争をやっていたし、イギリスからの反体制音楽であるパンクにはハマったし、いとこが公安警察だったし、親父の頼みで自民党政治家のパーティーのサクラで学生分際で飲み食いしたし…
心情的には右であれ左であれ「反権力」であれば支持すると自分は思っているが、とにかくこれらの「政治的体験」によって右も左も、都合の良いように「解釈」し、組織維持のための運動になってしまっている、との認識が出来たのは確かだ。

機動戦士ガンダムは「愛国心」を鼓舞するような右よりのアニメではなかったし、声高ではないが、戦争の無情を描いた傑作だったと思う。
ただし、劇中、悪とされているジオン公国のほうが、地球連邦政府よりも時代がかった演出とはいえ「カッコイイ」のは事実であった。なんせ、ジオンにはシャアがいたのだから。

ということは、郵政選挙のときの小泉は、政治的免疫力がない若者にとってシャアだったのか?
確かに、あのときの民主党岡田党首は、連邦のブライトさんのように地味でマジメだったともいえるが…。

「人は見た目が9割」なんて本が売れたが、その通りだと思う。いまの政治は、カッコイイかオモシロイかで決まる傾向もあるだろう、特に若い世代には。



よく調べた資料がないから言い切れないが、なんとなくネトウヨには天皇に対する尊敬の念が稀薄のような気がする。
国益などという言葉は電脳上に氾濫しているが、「天皇陛下のために」という文句はそう見かけない。
だから、「シナと対峙せよ」などとネット上は威勢が良いのに、予備自衛官に登録している者は少ないのだろう。
口では言うが、実際に中国大使館に行って抗議するとか、日教組大会を粉砕するとかはしない。
そこらが、実際の右翼活動家には歯痒く映るのだろう。



【おまけ】
同じ号に、右翼団体「一水会」の木村代表の言葉が掲載されていた。

「白状しますと、私はパソコンがいじれないのですよ」

鈴木さんと共に幹部が2名ともパソコンがダメな「一水会」
これは大衆に思想を広める政治団体としてかなり問題だと思うが…どうだろう。苦笑
posted by 死ぬのはやつらだ at 23:16| Comment(42) | TrackBack(0) | この国のスバラシイ国民と社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
例の81年頃の最初の「ガンダムブーム」時、さらにリアルさを追求した

 「太陽の牙ダグラム」

って「ブームの落とし子的作品」が存在する。
どんなけ凄いかっていうと、

「政治闘争、民族独立運動、ゲリラ」
 
と以外に「ガンダム」では掘り下げられてないものを追求してる点だ。
 舞台となるのが「地球の植民星デロイア」ってところなのだが、まるで「20世紀の中南米か中東」のような世界なのだ。で「ガンダム」みたく「兵器としてのロボット」が出てくるが「ガンダム」よかはるかに「現実の陸上兵器」に近いもの(戦車に足をつけた様なデザインとか頭がまんまキャノピー状態の人型デザインが登場)。で「宇宙をビュンビュン飛び回る」ガンダムと違い地上戦が主体(デロイアがコンピューターの性能が必然的に落ちてしまう特殊環境の設定故)。
 舞台がこんなんだからキャラクター・ドラマ・ストーリーもわるくいや「地味」。だけどはっきり言って「ガンダム」よか「地に着いた内容」であるのは確か。
 昨年TUTAYAにてテレビシリーズ全75話のレンタルDVDが入荷したのでもし興味があったら一度ご覧いただきたい(現在CS724ch「アニマックス」でも放送中)。
Posted by 破れかぶれ at 2008年02月03日 00:55
「00」平成ガンダムで女の子向けっぽいのに観られてるなんて意外でした(笑)。
私も似たようなネトウヨ経験あります。
某ガンダムサイトでそこの管理人さんは親切な方でしたが、いつからか腐臭漂う『嫌韓流』の感想書き始めたのでオサラバしました。ちなみに奥さんは韓国ドラマのファンだそうですが・・・。
やはり彼らは「勝つのが楽しい戦争」「楽しい差別」のイメージしかないんでしょうね。何かのドキュメントで観た第一次世界大戦時のヨーロッパ市民や本土が無傷だったアメリカ国民のように。
>政治的体験
昨年、ある平和運動の席で民主や社民、共産をボロクソにこき下ろしているグループさんとご一緒して、「ああなるほど」って思うこといっぱい聞きました。
モットーは護憲で反米だそうです。
Posted by 死神 at 2008年02月03日 01:10
図書館でネトウヨが喜びそうな本、
『中国大虐殺史』を借りました。
すると前回借りた人の貸出票が残っていました。
01 中国大虐殺史
02 機動戦士ガンダムUC 1
03 機動戦士ガンダムUC 2
04 前田の美学
05 機動戦士ガンダム一年戦争全史
06 機動戦士ガンダム一年戦争全史

今回のエントリーに大いにうなずく次第です。
Posted by akira at 2008年02月03日 02:40
アニメのゲバラ?「太陽の牙ダグラム」は観ていたよ。ただし、所々ね。我が故郷では土曜の朝7時に放映していたから眠くてね。
たしか最終回は後味が悪い結果だったと思う。こんどツタヤに行ってみますか。

>「00」平成ガンダムで女の子向けっぽい
そうかい?出てくる女性は皆巨乳ってのが気になるが。特にスメラギ(凄い名だ)がお水系でいいね。

>『中国大虐殺史』
毛沢東の所為で飢餓や粛清、そして文革で犠牲になった人のことはもっと知らされて良いでしょう。

ただこのタイトルは、中国にも大虐殺があった。だから「南京事件」は帳消しだってことなのかなぁ?
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月03日 06:29
> 民主や社民、共産をボロクソにこき下ろしているグループさんと……モットーは護憲で反米だそうです。

 そりゃ、俺だーっ!
 あ、俺は“つるむ”なんてことありえないか。
 どうし(同志)ようもない勘違いでした。
 こりゃまたしっつ礼しました。
 クソして寝るか。zzzzz....

♪ゆーきーが 降る……

 アダモ
 やだもん
 天災ばかもん
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 11:47
 あれ?
「腹腹時計」がいつの間に「破裂」しちった(爆)。
 ちょっと困るなー。
 リンクしてる者の身になってつかーさい。
 股差し替えねば……
 クソして……クソひっこんだ。
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 11:52
ちなみに押井守氏は
「耳をすませば」に関連して以下のようなことを書いてます

こういう例を出して適切かどうか分からないけど、
 『耳をすませば』に出てくるような健康的な一家を見て、
 果たしてアニメーションを必要としている今の若い子たちが
 勇気づけられることがあるんだろうか。

 僕は、ないと思う。

 『耳をすませば』を見て生きる希望がわいてきたり勇気づけられる子は、
 もともとアニメーションなんか必要としないんだと。
 アニメでも映画でも小説でも何でもいいけど、
 フィクションを人並み以上に求めている子たちには、
 ああいう形で理想や情熱を語られても、
 むしろプレッシャーにしか感じられないはずだ。

 僕はそういうものは作らない。
 
 今回もそうだけど、僕が作っているものにあるのは、
 生きるということはどう考えたってつらいんだ。

 多分、あなた方を取り巻く現実もこれからの人生も、きっとつらいものに違いない。
 いろんなものを失っていく過程なんだということ。
 生きていれば何かを獲得すると若い人は漠然と思っているんだろうけど、
 実際は失っていく過程なんだよって。
Posted by 名前はまだない at 2008年02月03日 12:42
おれはZ世代だからね。

Zのほうが、エウーゴ、ティターンズ、ネオジオンの、三つ巴の戦いで、面白かったよ。
Posted by グリンゴ at 2008年02月03日 13:31
>むしろ戦争の非情や無情さを感じさせるものであったと思う。

だからこそ人気があるんじゃないですか>ガンダム

そういう安彦氏が語っておられるような、政治的に童貞なクセにサブ・カル的に政治がスキなオタクのみなさんて、「オレは(実体験はナイかもしんないけど、なにせアタマがイイから)解かってるんだゼ」というポーズ&「とにかくシゲキが欲しい!」という切実かつゲス(笑)な欲望から、なんでもいいからムゴい話が大スキじゃないですか。

でもソレって政治ウンヌン以前に作劇法として拙劣なワケで、ワタクシ自身が分類上100パー「オタク」に繰り入れられると思われる人間なのに、最近のそのテの創作物(含むガンダム)に今一つノりきれない理由も、おそらくそういうところにあるのだと思っております。
Posted by kamikitazawa at 2008年02月03日 15:01
 たしかに……
 『耳をすませば』なんか敢えてアニメにする題材ではないが(実写でこそ描くべき題材)、かといって『甲殻機動―』や『イノセンス』なんか何回も見たいと思わない。そのわけが今、分かった。
 惜しい、じゃない押井よー。
 おまえ、そんなに醒めてどうするんだ? いくつだよ、歳は……
 ゲゲッ! 1951年生まれだー!?
 多分それより若い40代だと思って、おまえ気持ちは俺よりジジイ、とっくに死んでるじゃねえかという突っ込みを用意してググったが、まさか同い年とは……あらまあ!
 あのなー、人は少なくとも50年は生きなくちゃならないんだ。「人間五十年」などと後世いわれなくとも、歴史がはじまってこのかた、そのように出来ている。
 なぜなら、人の世の酢いも甘いも辛いも50を過ぎて分かり、そうして初めて生きていることの幸せや喜びを感じるものなんだ。
 だからこそ、先輩たる我々は、若い奴をそこまで、脅しても騙しても、おだててもひやかしてもたどり着かせなければならないのだ。それが大人の務めであり義務でもあるんだ。
 それを、なんということをほざくか!
 こういうアニメが流行るから若者の無気力感を助長し、人生への前向きな心、隣人愛や平和を守ろう、世界を良くしようという思いも打ち砕くのだ。
 そういえば、俺の周りの押井ファンは、みんなニヒルで我関せずで、戦おう、変えようという積極的戦闘的革命的な人間とは真反対の者ばかりのような……

 追伸 ああーっ! (いま、作品群をウィキで確認したが)『人狼』もそうだったか、やっぱり! やっぱりジジイだ。こんな奴に世界を良くなんかできない。
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 16:24
押井守の言葉を聞いたこともないのに、馬鹿にしてるって変な話ですね。
次作スカイクロラでは、若者へ向けたメッセージになるそうですが。
Posted by tester at 2008年02月03日 18:10
>>本間氏へ

オレは押井ファンだが、すべての押井ファンが無気力というわけじゃないし、押井作品が退廃的な物というわけでもない。
つーか、アンタの論調って「残虐なゲームをやるから若者の犯罪が増える」とレッテルを貼る短絡的な思考のジジイババアと変わらないような気がするが。
それに、世界を良くするために映画を作っている監督なんてどれだけいるんだよ。
アンタ、映画監督に何求めてんの?
Posted by 通りすがりのネトウヨ嫌い at 2008年02月03日 18:29
> 押井守の言葉を聞いたこともないのに……

 気に障ったらゴメンね。
 「甲殻機動―」も「イノセンス」も嫌いじゃないよ。ただ、作品の根底にある濃厚なニヒリズムが気になった。あなたがどう思おうと、若者にニヒリズムは似合わない。それなのに当節ニヒリズムが大流行りだ。それでいいのかと怒っているだけだよ。
 人をバカにできるほど俺はエラクはないよ。
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 18:57
> アンタ、映画監督に何求めてんの?

 じゃ、アンタは映画を無原則に野放しにしていいっていうの?
 ハッキリいおう。
 ハリウッド映画のテーマである破壊、人命軽視が若者の心の退廃の一因にはなっている。これは事実だ。誤解を恐れずにいえば、俺は表現の自由はある程度制限されていいと思う。
 映画をあなどっちゃいかんよ。でなければ何故プロパガンダに映画を使う必要があるか。
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 19:06
2ちゃん東アジアニュース速報+ 02/03 15:07
【アニメ】 マジンガ−ではなくガンダムに沸き返える日本〜そのワケは?[02/02]
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1202018868/

ソース:朝鮮日報(韓国語)[Why]マジンガ−ではなくガンダムロボットに沸き返える日本
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2008/02/02/2008020200040.html
Posted by 2ちゃんヲッチ at 2008年02月03日 19:24
 ああー、久しぶりに興奮してきたわ。
 でも、延々付き合うわけにいかないので、また来ます。

>>表現の自由はある程度制限されていいと思う

 これはなぜかというと、野放しにしてここまできちゃったからなんですよ。もともと表現は自由であるべきなんだけど、倫理のかけらもへったくれもなくなった今は、このまま看過したらますます絶望的情況になると思う。
 現にネットはそうでしょう。20年か30年くらい前の人権感覚に戻れたらまた無制限自由にすればいいんです。

 一つだけ。
 卑怯だといわれるの覚悟でこんな例を挙げる。
 いつかのグロ掲示板で見たこと。

 例1 交通事故の前と後の写真を並べた。前はきれいな女の顔。後のは顔がべろりと剥けて目も鼻も口も原型をとどめなくなった画像。
 その横にあるコメント。
――おい、こんなになっても生きているのか。誰か、安楽死できるとこ教えてやれよ。

 例2 NHK教育テレビでだろうか、ハンセン病の患者さんの顔のアップのキャプ画。
 コメントはなし。

 あなた許せるか、これを。
 これでも「表現の自由を」と言い張れるか。
 俺はな、制度としての死刑は、ここでも口を酸っぱくして書いてきたが、殺されるべき人間、といってさしつかえあれば、生きている資格のない人間は確実に存在すると思う。
 刑事ドラマや弁護士ドラマの綺麗事なセリフにはヘドが出る。がしかし、それでも人は殺してはいかんのだ。
Posted by 本間康二 at 2008年02月03日 19:28
まあまあ興奮しないで本間さん。
血圧上がって脳梗塞になっちゃうよ。
そうしたらオ●ンコもできなくなるからほどほどに。

すべての表現は、仕方が無いが規制の対象とすべきではないね。
なぜなら、誰がそれを判断するのかが問題となるからだ。

押井守に関しては、あまり良い印象が無い。
友人に薦められて見た「攻殻機動隊」はロボットの声がアニメねーちゃんの声なんで全ての設定が台無しだと感じ途中で観るの止めた。
「うるせいやつら」も、興味なし。
実写の映画「アバロン」も金返せと思うほどの退屈な駄作だったんでね。

押井はガンダムに関して
「僕は『ガンダム』にはものすごく違和感を感じるんだね。僕個人の志向性、戦争とか暴力とかの敷居の上にはあるんだけど」
と言っているそうだが、俺は押井作品に関して、同じ感想を持つよ。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月03日 21:35
このスレッドに出てくるアニメは、どれも見たことがないのですが、「青少年に影響」という点では、「デスノート」(コミック原本の方)読んだとき、問題ありと感じました。私は青少年じゃないので、すぐ変なところに気づくし、反論もできるのですが、免疫のない子がまじめに受け取ると卒業するまで時間がかかると思いました。特に、いかにも友達いなさそうな子が本屋で買ってたりすると、可哀想にという感じでした。
Posted by ノリノリ at 2008年02月03日 22:20
『宇宙戦艦ヤマト』がはやった時は、政治家から「健康的ナショナリズムの高揚」とか言われたわよねん。カッチョわり〜。
Posted by loveminus0 at 2008年02月03日 23:22
『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌は海上自衛隊の海外派遣の際、見送りに使用されてるんだと。
製作者の西崎は、98年に所有するイギリス船籍の外洋クルーザー「オーシャンナイン」号にて、フィリピンより日本に航海。その際に、グレネードランチャー付M16 2丁及び拳銃1丁他を国内に密輸入して拘留中。
Posted by 死ぬのは at 2008年02月03日 23:47
その前に覚醒剤と大麻とヘロインを持ってて
パクられてます。

シャブとハッパとヘロと擲弾筒と自動小銃と拳銃、ってマンガに出てくる闇商人かYO!
Posted by kamikitazawa at 2008年02月04日 01:19
初カキコします。

俺は嫌韓でした。あの時ほどひどい時期はなかったな・・・
2chの東亜版やハングル版を見ては朝鮮人のことをクソミソに叩いたり、罵詈雑言を浴びせかけたり。
宝島社の本を見てはまた韓国人がやらかしたなと大喜びしてた。
気付いたら韓国のことばかり口にしていたなあ。
朝鮮人のことをどのぐらい罵倒できるかを鼻高々と自慢したりもしてた。
今思えば意味不明で明確な意図もないみじめな時だった・・・

自分から考えたり、情報を集めようとしたりしないのに、ネットの断片情報だけを見てさもそれが全てであるかのように錯覚するのは危険極まりない。その点では低俗な左翼連中も同じだよ。

俺は未だに韓国には反感を持っているけど、嫌韓みたいな一種の思考停止作用を起こす麻薬にはこれからは一切関わりたくない。

嫌韓流なんてただマヌケ面した教祖を拝むどこかのとち狂った宗教みたいに、ただ韓国が嫌いなだけのケンカン学会にすぎない。日本を好きなことが大事なのか、韓国を嫌いなことが大事なのか・・・このあたりの優先順位が逆転してると言わざるを得ない。嫌韓やネトウヨが右翼を自称するなんて、本当に日本を愛している右翼からしてみれば至極迷惑な話だと思うよ。


やつらださんへ
醜悪な書き込みをして申し訳ありませんm(_ _)m
俺は嫌韓がどれだけ精神に悪影響を及ぼすか伝えたかったのです。

俺は嫌韓はやめましたが、しっかりとした目的を持った右翼の人は尊敬しているつもりです。
嫌韓情報が載ってるネットや本などを読んで愉悦を感じているだけのバカ(かつてのオレ)よりも天皇を愛し、日本を愛して地道な活動をしている人の方が立派な生き方をしていると思うからです。

ところである人によれば富野由悠季監督は左翼的思考を持った人らしいです。
Posted by オーガニズム・コーケストラ at 2008年02月04日 01:42
ガンダムで、アツい議論ですか。



子どもの頃は、再放送で、見てましたけどね。



たかが、ガンダムぐらいで、議論するん手すね。


好き勝手に、やってなさい。


以上
Posted by 無題 at 2008年02月04日 07:10
オーガニズム・コーケストラ殿

君のような人がいて俺は嬉しい。
中韓を罵倒するためが目的のネトウヨは卒業したんだね。

ネットだけの情報は危険だ、もっと本を読むことは大事だな。それも昔の人が書いた本を読むことだ。

宝島ってのは、俺が中高生の頃はヒッピーやエコロジー文化を積極的に取り上げていたし、80年代はパンクやニューウェイブやサブカルを前面に出した、どちらかと言えば左の雑誌だった。

いま書店では中国や韓国を非難した本や雑誌が平積みされているが、それは売れるからで、思想など何も無い。

もともと日本の右翼ってのは、大アジア主義で中国の解放を願い、孫文を支援していたりしていたし、積極的に大陸に行って活動していたりしていた。

左翼の大杉栄と右翼の北一輝は友人だったんだぜ。俺はどちらも好きな男だ。どちらも大日本帝国によって殺されたけどね。

右も左も「反体制」ってことではメビウスの輪のように繋がっているんだと思うよ。

俺はそのことを右翼の鈴木邦男さんに言ったら同意してくれた。

誰が右で左だなんてレッテル貼りなんぞくだらない。

それこそ、祖国日本を牛耳っている自民湯の思う壷だ。



それと、蛇足だが、富野由悠季監督は創価学会だと俺は聞いている。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月04日 08:49
ゲゲッ!
コンテ切りはネトウヨ連中と同じ短絡的思考集団のナンミョー信者だったのか・・・orz


北一輝関連はよく読んでいますよ。中でも面白いのが松本健一シリーズ。これこそよく人をレッテル貼りするようなやつが読んだら目からウロコが落ちること間違いなし。現に俺がそうだった。社会主義を基調としていた国家社会主義者なんて一括りに右翼や左翼なんて分けられるもんじゃない。
それと、大杉栄は後期の北一輝に裏切られましたよね。

ひとつアドバイスしておきますが、ネトウヨや嫌韓の言うことにいちいち耳を貸してたらキリがありませんよ。やつらはただどっかのコピペやくっだらねぇリンク先を貼っては人の反応を見て楽しんでるだけですから。
Posted by オーガニズム・コーケストラ at 2008年02月04日 14:54
>北一輝関連はよく読んでいますよ。

それなら大杉栄も読みたまえ。
ぶっ飛ぶぞ。

そして忘れちゃならない宮崎滔天。中国の革命家たちから「革命の恩人」として最も信頼された日本人だ。左右を超えた義侠心あふれる男だ。

Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月04日 17:05
>国益などという言葉は電脳上に氾濫しているが、「天皇陛下のために」という文句はそう見かけない。
だから、「シナと対峙せよ」などとネット上は威勢が良いのに、予備自衛官に登録している者は少ないのだろう。

銃後のアジテーターの仕事なら、連中は喜々として応じるだろう。

>製作者の西崎は、98年に所有するイギリス船籍の外洋クルーザー「オーシャンナイン」号にて、フィリピンより日本に航海。その際に、グレネードランチャー付M16 2丁及び拳銃1丁他を国内に密輸入して拘留中。

>その前に覚醒剤と大麻とヘロインを持っててパクられてます。

妄想の世界でテレザート星に降下する「空間騎兵」になりきっていたのだろう。
Posted by ストライカーボルト at 2008年02月04日 21:48
今年も2月が来ましたね。26日は今年も忘れずに、渋谷の観音様にお参りしなきゃ。
Posted by natunohi69 at 2008年02月04日 23:57
今ではネット上で天皇不要論を声高に叫ぶ痛いネトウヨもいる。もはやこいつらに右翼を語る資格ないだろ。
つまり、ネトウヨ=ネット上の右翼、ではなくネトウヨ=ネット上で他人を貶めて自己満足する罵倒欲、が正しい解釈の仕方だ。
Posted by オーガニズム・コーケストラ at 2008年02月05日 01:09
>渋谷の観音様
昨年の夏に参拝してきました。昭和天皇記念館の帰りにね。友人はそこで買った菊の御門の最中お供えしたが、もしかして怒っているかも。苦笑
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月05日 06:56
> ネトウヨ=ネット上で他人を貶めて自己満足する罵倒欲

 田岡氏の“バカ派”に並ぶ造語大賞だ!
\(^O^)/
Posted by 本間康二 at 2008年02月05日 10:50
すべての右翼と左翼に捧ぐ。キヨシローとホテイの君が代。でもネトウヨは本気にして、「キヨシローも大好きな国歌」とかいいだすんだよな。
http://jp.youtube.com/watch?v=UwodtldRCuQ&feature=related
Posted by natunohi69 at 2008年02月07日 17:14
キョーシローの「君が代」は以前アップしたけど、在日朝鮮人のホテイとの共演となると、また意味が深くなりますな。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月08日 00:09
そういえば、嫌韓流の作者もガンダム好きなんだよね。
ガンダム好きの嫌韓流の作者は異端作∀ガンダムをどう思っているのか気になる。
Posted by sango at 2008年02月14日 18:32
>嫌韓流の作者もガンダム好き

ゲゲッ。そうなのかorz
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月14日 23:10
>富野由悠季監督は創価学会だと俺は聞いている。

↑このことに関しては私は何の情報も持ち合わせていないのでなんとも言えませんが、富野氏が大学時代‘学園正常化を求める良識派学生’(当時あった言い方で言い変えれば、‘裏切り者’‘反動的大学当局のイヌ・手先’とも言える。笑)としてそういう組織に属し、活動していたということはあったらしいですね。
Posted by kamikitazawa at 2008年02月16日 06:37
やつらださん

富野監督が嫌韓流を好きならまだしも、
たかがエセ愛国者集団の嫌韓教の一チンピラがガンダム好きなぐらいで
落ち込まないでください。

余談ですが、病野捨輪はエセ平和主義者の太田がいる爆笑問題が大好きらしいです。
Posted by オーガニズム・コーケストラ at 2008年02月16日 16:12
kamikitazawa殿
富野が反動学生だったとは情けないが、予想通りってことですかね。

オーガニズム・コーケストラ殿
嫌韓厨にも好かれ、「9条を世界遺産に」で護憲派にも好かれている太田。
これって、本人の責任なのだろうか?
最近、いろんなところで書いている外務省休職中の佐藤優。右は「Will」から左は「週刊金曜日」まで。池田大作を褒めてもいる。
こんなコウモリ男を担いでいる左右の出版社。いいかげん無視ってのはどうか?
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2008年02月16日 18:46
こちらの記事をパクッたか?(笑

livedoor ニュース - 【カオス通信】ネット右翼はガンダムが起源? マスゴミが促進する右傾化
2008年03月28日10時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/3571555/
Posted by リストマニア at 2008年03月28日 12:54
どうも。
サンライズ作品なら、「ガサラキ」「コードギアス」もよいですよ。
Posted by 幽鬼 at 2008年11月12日 16:20
確実に根拠となる制作者の肉声も聞かず、確たるソースもなく、よくもまあ“この映像作品はうちらの味方のはずだ”“かたやネトウヨは自分と敵対する思想の作品を愛でてる”なんて妄想できるもんですな。「あの女は俺に気がある」的思考にあきれます。右翼=天皇を尊崇という、これまた単細胞なうえに、自分が似たことを言われりゃ「十把一絡げ」と鼻白むこと必定なことを言っておる。やれやれです。
Posted by 共産趣味者で革共同系セクトヲタ at 2009年09月21日 19:12
3>>亡命中国作家・袁紅冰講演会「日本の大災難と中国共産党政権の真実」       

著書『暴かれた中国の極秘戦略』で中国共産党政権による台湾乗っ取り戦略を描いた
袁紅冰氏が来日。台湾乗っ取り戦略の現況とともに、中国の対日本戦略を語ります。

尖閣諸島沖の衝突事件以来の日中関係の背後にあるものとは何か、そして中国はいっ
たい何を狙っているのか? 中国共産党政権内など中国内に余人をもって替えられない
情報網をもつ袁紅冰氏ならではの講演が聴けることでしょう。

■日  時: 2010年10月28日(木) 18:30〜21:00(18:00開場)  定員70名

■会  場: 文京シビックセンター 区民会議室 5階会議室C

■使用言語:中国語(通訳有)

■主催: まどか出版

■お問い合わせ・お申込み
 mail予約 adm@madokabooks.com [件名 袁紅冰講演会 お名前 ○○○]
 電話予約 TEL:03-5814-9292    まどか出版 イベント係まで

■参加費: 500円

[講演者略歴]
袁紅冰(えん・こうひょう/Yuan Hongbing)
中国の著名な亡命作家。自由主義の法学者。詩人で哲学者。民主政治活動家。「中国自
由文化運動」発起人。ウェブサイト『自由の聖火』総編集長。現在、オーストラリア在住。
1952年、内モンゴル高原に生まれ、中国共産党によるモンゴル人への大迫害のなか少年期
を過ごす。86年、北京大院を修了、同大の教職に就く。89年、六・四民主化運動では「北京大
学教師後援団」を組織。94年「中国労働者権益保障同盟」組織したことから秘密裏に逮捕さ
れ、同年末、貴州に追放される。
2004年、三十有余年をかけて秘密裏に書き上げた『自由は落日のなかに』など四部の原稿を
出版するため、オーストラリアに亡命。06年、「中国自由文化運動」を発起した。

主要な文学の著作に『自由は落日のなかに』『黄金の聖なる山』『荒涼に回帰する』『文化と運
命』など。ほかに哲学や法学、政治学の著作もある。

[講演者の日本での著書]
『暴かれた中国の極秘戦略――2012年台湾乗っ取り、そして日本は…?』(まどか出版刊)
Posted by yukoku at 2010年10月08日 15:22
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