今朝のテレビは各局で、東電が、停止していた栃木県の塩原水力発電所を本日より稼動させた、と報道。http://www.tepco.co.jp/cc/press/07082202-j.html
ところが、ほとんどの局がこの発電所の停止の理由を報道しなかった。おまけに一番の節電は「テレビを消すことです」って真実を封印したままだ。
東電・塩原発電所の水利使用許可を取り消しへ 国交省
電力会社による水力発電所のデータ改ざんなどの問題で、国土交通省は河川法に基づく処分として、長年、違法な超過取水を続けた東京電力塩原発電所(栃木県)の水利使用許可を取り消す方針を固めた。過去に例がない重い処分。このほか、ダム本体の無許可改修が発覚した東電の小武川第3発電所(山梨県)などに対し、是正措置を終えるまでの水利使用停止、関西電力の川合(奈良県)、栃生(滋賀県)の両発電所の最大許可取水量の減量などの処分を検討している。経済産業省や自治体との協議などを経て近く決定する。
塩原発電所は94年の運転開始前から、上部のダムの貯水が大量に地中に漏れる問題が発生。東電は年間100万立方メートルもの水を違法に河川から補充したうえ、その事実を隠すため、ダムの流入量と放流量を等しく改ざんするなどして国に報告、無許可で改修するなどしていた。
「asahi.com」 2007年04月16日
原発に限らず、東京電力という会社は、「隠蔽」が社風の腐った会社なのは明らかだ。水力発電所でこうなのだから、原発なんぞ、もっと恐ろしいことが隠蔽されているのだろうさ。
ところで、俺が働いている工場で起きている虐待である。
東京電力は、昼休みの時間帯の電力消費を促進させる目的なのだろうか、工場などの事業所に対し、12時〜13時までの電気料金の大幅値下げを行っている。その金額は不明だが、かなりのものらしい。
俺が勤めている工場でも、6月よりサマータイムと称して、昼休みの開始時間をなんと12時50分に変更。多数の労働者に犠牲を強いている。
ちなみに始業時間は8時なので、朝食は遅くとも7時には摂っている者がほとんどだ。ということは、6時間も食事を摂らずに重労働をしていることになる。
腹を空かしたままの長時間重労働。おまけに四方の壁はアスベスト剥き出し!! エアコンはほとんど効かないので、脱水症状で作業中に倒れる犠牲者が毎年4〜5人!!
年間600万円を節約するのに犠牲になるのは、物言えない派遣労働者たちである。
しかも、昼休みの時間は、たったの40分!!!!
女工哀史はいまも続いているのだ。
この過酷な決定は、もちろん我々には事前に連絡されず、サマータイム開始当日の朝礼にて発表という暴挙!!
当然ながら、幹部連中は堂々と12時からの昼休みをとっている。奴らに太ったブタが多いのも記しておこう。
自動車部品労連は、この件に関し、反対するどころか、諸手を挙げて賛成協力している。
あんな熱中症リスクイベント、教育上問題だと思うな。
夜は10時には退社したいですが、なかなかそうもいきません。休憩時間、休息時間もなく働いています。
毎日がとても充実して楽しいですね。
休みの日はあるのですが労基署対策で休んでいる細工はしていますが出勤して仕事しています。
会社のためになると思うと働き甲斐があります。利益確保のため時間外なんてありません。給料はすべてコミコミです。各種手当て一切なし。それでも食べていけるだけ働かせていただけるだけありがたいですものね。
甲子園中継はラジオだけってのもイイかも。そのかわりゲストに「みうらじゅん」とかね。
君みたいのを奴隷っていうんだよ。