2007年06月26日
美しい日本人が美しく自爆する衝撃の映像
今月の映画秘宝で紹介されていた。
米軍に突入できず、海に堕とされたものの、生きていた日本軍パイロット。米軍が救助しようとする間もなく、戦犯東條発令、島崎藤村監修の戦陣訓「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」と叩き込まれた日本兵は手榴弾で自決。
鬼畜米兵を巻き添えにせずに自決したこの死に、なんの意味があったのか?
石原のセンズリ特攻映画よりも1000倍も意味のある映像なり。
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翻ってこういう映像を美化したがる連中もいるのだろう、おそらくは。そういう連中に限って慰安婦問題で日本政府がその責任を認め公式に謝罪するよう要求した米下院の決議に対しては猛然と反発するのだろうな。
そのような屁理屈に従えば、ドイツ国民の99%以上は国賊という事になるだろう。
戦後処理をきちんとした国とそうでない国、どちらが尊敬されているかここで改めて言うまでもない。
ただ、米兵を巻き添えにしなかったのは、亡くなった彼のやさしさともとれる。
>巻き添えにしたらしたで、しなかったらしなかったで、どっちにしろ犬死を過度に美化する連中に利用されそうですね。この画像。
結局、権力の都合のよいように解釈されるのでしょうね。
また、立ち読みした今月号の「DaysJapan」の斉藤美奈子さん(文芸評論家)のコラムでは、松岡前農相のような「引責自殺」は、元をたどれば「戦陣訓」にたどり着くのではないかというふうに書いてありました。
だから日本では死刑制度が存在するんでしょうな。
「自決」ってのは米軍から見ると・・・。
1:弾薬を消費しなくても死んでくれるから大助かり。
2:捕虜になって無駄飯食わないでくれるから大助かり。
3:捕虜を監視する必要が無いから大助かり。
と、まあ、日本軍にとっては最大級の利敵行為なんですな。
戦争が日常茶飯事の戦国時代には、武将は首をはねられる瞬間まで「逃げて再起する」事を考えていたそうです、茶坊主出身の石田三成ですらそうです。
死を美化するのは江戸時代に戦争が無かったせいで平和ボケしたんでしょうな、戦争が身近なら「どうやって戦わないか」「どうやって生き延びるか」を考えるもんです。