2007年06月26日

美しい日本人が美しく自爆する衝撃の映像



今月の映画秘宝で紹介されていた。

米軍に突入できず、海に堕とされたものの、生きていた日本軍パイロット。米軍が救助しようとする間もなく、戦犯東條発令、島崎藤村監修の戦陣訓「生きて虜囚(りょしゅう)の辱(はずかしめ)を受けず」と叩き込まれた日本兵は手榴弾で自決。

鬼畜米兵を巻き添えにせずに自決したこの死に、なんの意味があったのか?

石原のセンズリ特攻映画よりも1000倍も意味のある映像なり。
posted by 死ぬのはやつらだ at 16:39| Comment(7) | TrackBack(0) | 大日本帝国と戦争 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
巻き添えにしたらしたで、しなかったらしなかったで、どっちにしろ犬死を過度に美化する連中に利用されそうですね。この画像。
Posted by 阿保屋 at 2007年06月26日 22:45
兵士や国民にこういう教育を施したのが60数年前の我が国だという事をお忘れなく。北朝鮮の事、笑えねーぞ。
翻ってこういう映像を美化したがる連中もいるのだろう、おそらくは。そういう連中に限って慰安婦問題で日本政府がその責任を認め公式に謝罪するよう要求した米下院の決議に対しては猛然と反発するのだろうな。
そのような屁理屈に従えば、ドイツ国民の99%以上は国賊という事になるだろう。
戦後処理をきちんとした国とそうでない国、どちらが尊敬されているかここで改めて言うまでもない。
Posted by 亜凡怠夢 at 2007年06月27日 15:17
教育によって、国のために死ぬことを恐れない優秀な兵士が出来上がる。

ただ、米兵を巻き添えにしなかったのは、亡くなった彼のやさしさともとれる。

>巻き添えにしたらしたで、しなかったらしなかったで、どっちにしろ犬死を過度に美化する連中に利用されそうですね。この画像。

結局、権力の都合のよいように解釈されるのでしょうね。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2007年06月27日 16:21
「中高年自殺」(高橋祥友著:ちくま新書)によると、「死んでおわびをする」とか「死んで身の潔白を証明する」というのは、欧米人には理解できないそうです。
また、立ち読みした今月号の「DaysJapan」の斉藤美奈子さん(文芸評論家)のコラムでは、松岡前農相のような「引責自殺」は、元をたどれば「戦陣訓」にたどり着くのではないかというふうに書いてありました。
Posted by 凡人69号 at 2007年06月28日 23:36
>「死んでおわびをする」とか「死んで身の潔白を証明する」というのは、欧米人には理解できないそうです

だから日本では死刑制度が存在するんでしょうな。
Posted by 死ぬのはやつらだ at 2007年06月29日 16:16
アメリカでもイギリスでも、カミカゼ・パイロットは、「キチガイ」のイメージだそうです。
Posted by 田中 at 2007年06月30日 11:31
はじめまして〜。

「自決」ってのは米軍から見ると・・・。

1:弾薬を消費しなくても死んでくれるから大助かり。
2:捕虜になって無駄飯食わないでくれるから大助かり。
3:捕虜を監視する必要が無いから大助かり。

と、まあ、日本軍にとっては最大級の利敵行為なんですな。
戦争が日常茶飯事の戦国時代には、武将は首をはねられる瞬間まで「逃げて再起する」事を考えていたそうです、茶坊主出身の石田三成ですらそうです。
死を美化するのは江戸時代に戦争が無かったせいで平和ボケしたんでしょうな、戦争が身近なら「どうやって戦わないか」「どうやって生き延びるか」を考えるもんです。
Posted by 負け将棋 at 2007年07月01日 09:59
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