旧海軍工廠造兵部
京急田浦駅から見える東芝の工場周辺は、1886(明治19)年から1945(昭和20)年まで旧海軍工廠造兵部が置かれ、昭和10年頃には3万人を超える職工が働いていた。
歴史的な旧海軍の建造物は現在も残され使われている。工場敷地内に入ることはできないが、そのいくつかは道路沿いから見ることができる。
グーグルマップ横須賀市田浦周辺
http://maps.google.com/maps?hl=ja&ie=UTF-8&oe=UTF-8&tab=wl&q=
これは、1913(大正2)年に竣工し、関東大震災でも崩れなかった旧造兵部本館。
機銃工場(1934)。道路を挟んだ丘は、機銃の試射場であった。
旧鍛錬工場事務所。
ガントリークレーン
1923(大正12)年の関東大震災前に作られたと言われている。
砲塔工場跡には、使われていない引込み線が残っている。
現在このクレーンは、海上自衛隊横須賀造修補給所工作部管轄となっている。旧海軍の洒落た装飾の門の飾りに注意。
海上自衛隊 自衛艦隊司令部
悪の軍団トヨタグループの関東自動車本社敷地は、旧海軍水雷学校の跡地である。
その先には、海上自衛隊第2砲術学校がある。
旧海軍軍需部長浦倉庫
長浦湾の岸壁に沿った倉庫群は、海軍軍需部長浦倉庫といわれ、主に兵器庫があった場所である。
当時の建物が海上自衛隊や民間会社に利用され現存している。





