2004年04月09日

今井君の無事を祈る

イラクで人質になった今井君は知人だ。雑誌の読書会で知り合った。劣化ウラン弾問題で運動を札幌で起こしていた、すばらしい若者だ。
フクダは他人だからって自衛隊の撤退を拒否した。日本赤軍に屈した親父の方がましだ。もし、君が日本政府の不手際で殺されたら、おれは必ず行動を起こすよ。
無事の帰国を祈る。



七七年九月のダッカ事件は、日本赤軍がパリ発羽田行きの日航機をハイジャックし、拘留中のメンバーの釈放と六百万ドルを要求。日本政府は苦悩の果てに、当時の福田赳夫首相が「人命は地球より重い」と決断。超法規的措置として、メンバーの引き渡しと身代金の支払いに応じた。この結果、乗員乗客は解放されたが、国際社会からは日本政府はテロリストと取引したとして強く非難された。(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20040409/mng_____kakushin000.shtml

●プロレスの実況やってろ古館!昨日、初めて「報道ステーション」を見た。イラク邦人人質事件の古館のコメントがひどかった。
「スペインの件を見ているので、今回は毅然とした態度でキッチリやって欲しいですね」
コイズミよ、自分の息子を人質に差し出す覚悟はあるのか?
フクダは「復興人道支援の自衛隊が撤退する言われは無い」
と、逝っているが、「ひきこもり」軍隊に復興支援ができるのか?すでに各国占領軍はゾロゾロ撤退ですが。


●イスラム運動に詳しい同志社大神学部の中田考教授は、「身柄を拘束したグループが明らかになっていない」と前置きした上で「日本の場合、自覚以上に国際的には英国と並んで突出して米国に追随した。日本には一定の反米世論があるし、政治的にはテロに弱いイメージがある。日本国内を対象とする可能性は十分ある」と指摘する。

 「日本が侵略に加担しているか否か、という点についてはイスラム圏の聖職者たちの間でも見解は分かれている。しかし、イラクにおける占領に対する戦闘が聖戦(ジハード)であるという点と、自衛隊が占領軍の一部であるという点では合意されている」

 一方、国際テロと危機管理に詳しい日大国際関係学部の大泉光一教授は「スペインでテロが起きている以上、日本も当然、例外ではなかった」と指摘する。

■報復の可能性国民に告げず

 「拘束された日本人三人は、貧しい所に助けにいくという気持ちだったのだろうが、紛争地帯で三人の日本人がまとまっていたとすれば、格好の標的になるのは当たり前だ。本来、自衛隊派遣を決めた時点で、今回のようなしっぺ返しがあるということを政府は国民に説明するべきだった。それなのに意図的にそれを避けた。国民にきちんとそれを伝えなかったことが今回の事態を招いた」と批判する。

 「警察官の大量動員だけではただのパフォーマンスで実効性はない。標的にされている自覚を新たにしなければ、今回の三人だけではすまない」
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20040409/mng_____tokuho__000.shtml
ラベル:イラク
posted by 死ぬのはやつらだ at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 湯田や人と中東情勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
【アンマン=横田一成】
カタールの衛星テレビアルジャズィーラは15日夕(日本時間午後夜)、
「サラヤ・アルムジャヒディーン(聖戦士の部隊)」を名乗るイスラム武装集団に拘束されていた邦人3人が解放されたと報じた。

拘束されていたのは非政府組織(NGO)代表の今井紀明さん(18)=札幌市西区宮の沢2条2ノ3ノ24、
フォトジャーナリストの郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区高円寺南5ノ37ノ19―101、
ボランティアの高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市上長都1058=の3人とみられる。

3人はイラク・イスラム聖職者協会の保護の下にあり、健康状態は良好と言う。
解放場所は首都バグダッド。
Posted by 通りすがり at 2019年05月01日 16:27
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