陸自、イラクの状況を家族に説明
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040425AT1G2500725042004.html
陸上自衛隊第7師団(北海道千歳市)は25日、イラク派遣隊員の家族と、今後派遣予定の隊員とその家族、計約120人を対象に、イラク南部サマワでの活動状況について、同市のホテルで説明会を開いた。
日本人人質事件の発生や、オランダ軍宿営地が迫撃弾で攻撃を受けるなど、現地の治安が確実に悪化する中、派遣への理解を深めてもらうとともに、家族へのケア態勢を説明するのが狙い。
庄田豊師団長は「現地は完全に安全ではないが、イラク復興と家族の支援を師団の最優先事項として取り組む」とあいさつ。留守業務支援の担当者が、ビデオやスライドを使って給水活動や医療支援の内容を説明し「(イラク側への)政権移譲に向け、テロ組織の動向をつかみ、悪影響を及ぼす勢力をいかに押さえるかが課題だ」と述べた。
第7師団は、千歳市や恵庭市などの駐屯地から既に計約35人の隊員を派遣。5月から同規模の隊員が順次交代する準備を進めている。〔共同〕 (19:00)
イラクに派遣されている「自衛官」は、「自己責任」を声高に言う輩の論理でいけば、自己責任でサマーワに行っているのだから、家族に説明はいらない。イヤなら「退官」すればいいからだ。
ましてや、「イラク特措法」により「戦闘地域」には自衛隊は派遣されない事になっている。サマーワはコイズミ政府によれば「戦闘地域」ではないので、素晴らしく「安全」な地帯のハズ。よって家族への説明はいらないはずなのだが?貴重な防衛費を無駄使いしないで頂きたい。
カタールの衛星テレビアルジャズィーラは15日夕(日本時間午後夜)、
「サラヤ・アルムジャヒディーン(聖戦士の部隊)」を名乗るイスラム武装集団に拘束されていた邦人3人が解放されたと報じた。
拘束されていたのは非政府組織(NGO)代表の今井紀明さん(18)=札幌市西区宮の沢2条2ノ3ノ24、
フォトジャーナリストの郡山総一郎さん(32)=東京都杉並区高円寺南5ノ37ノ19―101、
ボランティアの高遠菜穂子さん(34)=北海道千歳市上長都1058=の3人とみられる。
3人はイラク・イスラム聖職者協会の保護の下にあり、健康状態は良好と言う。
解放場所は首都バグダッド。