スーパーノートと呼ばれる精巧な偽ドル紙幣を印刷する技術は北朝鮮には有り得ず、偽ドル紙幣は東アジアではなく、中東、東アフリカ、ロシアから流入していると指摘。CIAは秘密印刷所をワシントン北部に位置する有名な都市の施設には『スーパーノート』の印刷に必要な機械があり、CIAの秘密印刷所で何を印刷しているのか、偽造紙幣捜査官は問い続けているとし、CIAが秘密工作の財源を偽ドルでまかなってきた可能性がある、偽ドル紙幣を北朝鮮になすりつけることもできると、記している。
なるほど……
そこで、思い出されるのが、今年の元旦に千葉県の病院でガンで亡くなった田中義三のことだ。
http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20070101000128
よど号ハイジャック事件実行犯の一人である田中義三がタイ・パタヤで北朝鮮製偽ドルを使用したとして現地で逮捕起訴されたのは96年、のちに事件はアメリカ合衆国シークレットサービスの捏造と断定され無罪が確定している(99年6月)。
田中の日本への護送は、日米の策略だったのだね。北としては、連合赤軍への支援を表立ってやるわけにはいかずに、田中逮捕を黙認し、偽ドル紙幣の件も、重要な「外交カード」として暖めていたなら、たいしたタマだと言わざるを得ない。
「拉致解決が前提」とオウム返しのように言い続ける日本政府と外務省を横目に、アメリカは金融封鎖解除もして北と「直接交渉」していたんだな。
なんせ、6カ国協議参加の北・韓・米の3カ国が政策として拉致をやってきた当事国なんだから、「拉致」が協議の表になることはナイわな。
北の「拉致」解決は、米帝がキューバ・グアンタナモナ基地収容所で拉致している「テロ容疑者」の解放、それに、イスラエルによるヒズボラの拉致も解決しなければならなくなる……。
去年、拉致家族会の横田さんは「拉致犯罪者」であるブッシュに「拉致の解決」をお願いしてきたのだから……救いがナイ。
「そのくらいのこと平気でやる国だよ、アメリカは」と言った川内康範さんの言葉は重いね。
http://anarchist.seesaa.net/article/32553092.html
http://www.yorozubp.com/0701/070119.htm
偽米ドルをつくっている真犯人は誰だ?
http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person5/061201_person5.html
北朝鮮で今できつつある大きな「潮目」
http://biz.yahoo.co.jp/column/company/ead/celebrated/person5/061006_person5.html