ドヤ街と言えば、東京山谷と大阪釜ヶ崎が有名だが、忘れちゃいけない横浜寿町。250m四方に約100件の簡易宿泊所(ドヤ)があり、6000人の肉体労働者が暮らしている。
おしゃれな横浜なんぞ、ウソの世界。雑誌ナックルズEX07号ドヤ街デンジャラス紀行に触発され、底辺に暮らす者の生き様を見に逝って見たぜ。みなとみらい21が賑わう横浜。スノッブな黒人連れたお姉さんも出没するここ桜木町が、朝鮮戦争の時代、日雇いやそれを手配するヤクザ、そして米兵目当てのパンスケで賑わう危険地帯だったってこと、みなさん信じられないだろうな。
横浜港や駐留軍で働く労働者が多数集まり、バラック建ての飲食店や闇市などが出現して盛況を呈していました。特に、昭和25年に始まった朝鮮戦争以降は、軍需輸送の基地と化した横浜港の荷役労働の需要がさらに高まり、全国から労働者が仕事を求めて集まって来ました。桜木町駅に近い野毛には、横浜公共職業安定所と日雇労働者に仕事を斡旋する柳橋寄場があり、多数の手配師が青空市場を形成していました。そして、急増した労働者は、宿泊施設が少ないために屋外生活をする者も多く、大岡川の河口には、廃船のはしけを改造した「水上ホテル」が誕生するほどでした。http://fuumaru.ld.infoseek.co.jp/kotobukinomati.html
いまでも窓の無い船室に2段ベッドがずらっと並ぶ水上ホテルがあるというが、俺は確認できなかった。
昭和28年の接収解除と接収地の返還時期は、まさにそうした状況の折りでもありました。長期間にわたって疎開を余儀なくされていた返還地の地権者は、復興の立ち遅れた寿町や松影町などの土地を売りに出し、やがて昭和31年に、最初の簡易宿泊所「ことぶき荘」(豊荘の前身)が寿地区に誕生しました。昭和32年に横浜公共職業安定所が桜木町から寿町に移転すると、にわかにこの周辺が日雇労働者の溜まり場となって、桜木町や野毛から日雇労働者が集まるようになりました。そして、この地域には、これらの人々のための簡易宿泊所が次々と建てられました。いわゆる「簡宿街」の誕生です。その後、簡易宿泊所は、寿町、松影町、三吉町、長者町、扇町にかけて、昭和34年に64軒余となり、38年に80軒余、48年に89軒と増えて今日に至っています。http://fuumaru.ld.infoseek.co.jp/kotobukinomati.html
石川町駅を降りて、北に川を北上する。川沿いにホームレスのブルーシートが見えてきたら寿町だ。
とにかくドヤ(簡易宿泊所)が多いが、建物自体は立派で綺麗なのが多々あり、意外であった。昼間から酒飲んでフラフラしているアブナイ親父が多数。通りには足を引きずるおじさんも多数。老人が多いのが気になる。途中の聴いたこと無い店名のコンビニ(もちろんメジャーではない)で発泡酒を買い、飲みながら散策。
少し歩くと、オヤジたちで黒ダカリの場所を発見。
「ノミ屋」である。私設の公営ギャンブル場外発券所だ。100円単位で買える投票券が的中すれば、基本的に各レースの正規オッズを基に払い戻されるが、「天井」といわれる払い戻し限度額があるので注意。これをネタに男根作家イシハラが小説を書き、日活で映画化されているホドだ。
店では堂々と店外に大型液晶テレビでCSの競艇実況中継なんぞを垂れ流し。しかも6台はあったね。近くの壁という壁には、競艇のレース情報オッズが張り出されている。それに見入るオヤジたちの土方ヤケの黒い顔が生き生きとしている。
競輪、競馬、競艇、オートレースだけではない、野球やオリンピックのトトカルチョもここでできる。ここで全国の公営ギャンブルをやることができるのだ。ただ、サッカーのワールドカップだけはオッズを作れる人間がいないので出来ないらしい。横浜は関東最大の博徒の勢力下だから、こういうノミ屋が多いという。
しかしだ、寿町には立派な交番があるのだが、その目と鼻の先で、堂々と「ノミ屋」が開業できる。さすが人情と汚職の神奈川県警だ。寿町には名前だけデカデカとかかれた看板をもつ稼業人の事務所が多い。窓が黒く塗られてるからすぐわかる。俺が歩いていても、5〜6人の稼業人と遭遇した。だから、汚い寿町でもベンツが路駐したいたりするが、たいていは、日産フーガだったりする。ここでは下品な人に人気のある日産車は健在だ。
街のまんなかに職安と福祉会館がある。大きな汚れた建物だ。これが公共の施設だとは到底信じられないぐらい汚れたキッタネー建物である。たぶん日本一クサイ場所だと思う。2階があるので階段を上ってみると、途中のションベンの匂いに「まさか」と思ったのだが、案の定、広い2階は、ホームレスの住処となっていた。糞暑い中、おじさんが裸で寝ていたのを起こしてしまった。ゴメン。
この日本一汚い職安でフリーコンサートが毎年行われている。今年で28回目の歴史あるものなのだ。
http://www.asahi-net.or.jp/~UH5A-KBYS/kotobuki/index.htm
過去の出演者が凄いぞ!
http://www.asahi-net.or.jp/~UH5A-KBYS/kotobuki/list1.htm
ジョニー大倉に、じゃがたら、ラフィンノーズ、ボガンボス、
CHIBO & THE GRASS HOPPERS with ルイズ・ルイス・加部(これは見たかった)。
今年は、今週の土曜日12日だ。
出演は15:00〜 渚ようこ
15:55〜 Kotobu★kids
16:45〜 遠藤ミチロウ
17:40〜 マーガレットズロース
18:40〜 スタンピート
19:35〜 南正人
みんな見に来い。俺は行くぞ!!






あたしは12日(土)は池袋の東京芸術劇場で≪宇宿允人の世界≫を見ます。宇宿先生久し振りのチャイコフスキー「悲愴」なのよん。
私も横浜とか神戸とかいうとおしゃれなイメージしか無いのですが、なかなか風情があっていいですね。風景が見事なまでに釜ヶ崎と合致します。
もし関西に来られる機会がありましたら、新今宮駅あたりを散策してみませんか。もうそこら辺に発泡酒片手に奇声をあげてるおっちゃんやらヤクのバイヤーやってるチンピラやら道路のど真ん中で車の通行を気にせずに立ちションしている若いにーちゃんやらが仰山いますよ。飛田なんて入口に交番がある。大阪府警公認ですわ。そんで中に入ったらやり手ばばあたちの黄色い声が迎えてくれます。
ま、危険といえば危険なのですが、こういう肩肘張らないところが個人的には好きです。
「大追跡」(78)ってアクションドラマの音楽集CDの解説書でも言ってたが、「日本のアクションドラマの大半は横浜が舞台」なんである。その理由が死ぬのはさんのこの書き込みに書かれてる通り。
ただこういう舞台は同時にこうも言える
「そこは悪の吹き溜まりであると同時に一人の男の姿を借りて自由が闊歩できる地帯でもあった」
これは今度CSでやる「破れ傘刀舟・悪人狩り」(74)って時代劇の第3話のエンディングナレーションなんですが、通常の時代劇と違い「南北両奉行所・八州取締役の管轄外の江戸郊外の千住」が舞台である事を強調する内容でした。横浜と江戸時代の千住の違いがあるにせよ、正に「時代劇の名を借りた無国籍アクションの舞台」ではないか!
故に横浜を舞台にしたドラマもまた「危険な所である反面『自由が闊歩できる』」ってわけなのである!!
ポーカー賭博のお店もピンクの看板で堂々と営業しておりましたね。
文教地区(県と市の図書館や能楽堂、動物園、学校)のすぐとなりに一大歓楽街がある。
中平卓馬という一見ホームレスに見えるオッチャンがよくそのあたりを徘徊して写真を撮っています。
http://www.osiris.co.jp/dzy.html
でもプチブル(古いな、今は「セレブ」か)な雰囲気作り大好きな東急に捨てられて以来、ちょっと寂れ気味T_T。