昨日のLOFT/PLUS ONE のイベント月刊『創』プレゼンツ
「死刑問題と愛国心論争」
第1部 宮崎勤、小林薫、宅間守――獄中からの手紙 19時15分〜20時45分
【出演】篠田博之(『創』編集長)
第2部 愛国心とは何か 21時〜22時30分
【出演】鈴木邦男(元新右翼)、森達也(作家/監督)、斎藤貴男(ジャーナリスト) 他
にて、斎藤貴男さんの話より
日本で一番、教育勅語を大切にしている団体は、日教組なのである。
毎年、10月30日の教育勅語発布記念日に大阪城公園内にある教育塔で教育祭ってのを主催している。
その塔には、教育勅語を読んでいる校長先生のレリーフがあって、そこでは、殉職した教職員と学校の教育時間内に不慮の災害により死亡した児童・生徒達の霊と戦時中に植民地で皇民化教育をおこなった先生たちが祀られている。教育版靖国神社のような施設だ。
教育祭は、戦後ずっと行われていて、昔は産業報告会の組織である、帝国教育会がやっていたが、それをそのまま日教組が受け継いで教育祭をおこなっている。
式典には、日教組の委員長はもちろんのこと、首相と文科省大臣の代理人が出席。
日教組の組合歌である、緑の山河 (作詞:原泰子、作曲:小杉誠治)で歌われている我らの旗に≠ェ意味するものは「日の丸」なのである。君が代は否定しているが、けっして日教組は「日の丸」を否定していなかったのだ。
この教育祭が日教組で問題となったのは、なんと80年代に入ってから。
戦後、日教組のおかげで、教育が悪くなった、などと、馬鹿の一つ覚えのように主張する輩がいるが、戦後ずーっと、日教組は「日の丸」を大切にし、「教育勅語」記念日を祝っていたのである。いまや、組織率が20%を切っている日教組に影響力などあるわけないじゃん。ここにも、自称「保守」の左翼恐怖症が……
http://www.tetsusenkai.net/column/index.cgi?act=artsel&tree=11&art=1015157033
http://www.sakuramo.to/profile/student009.html
2006年07月11日
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ちなみにその塔は台風による校舎の倒壊から、身を挺して生徒を守った女教師を讃えてもともと出来たものだったと思います。そういえば最近の「保守」は妙に女を見下すのがカッコいいと思ってるように見えてしまいます。
「左翼恐怖症」も全くそのとおり。