2010年03月16日

日共系護憲団体と共に陸上自衛隊広報センターに逝ったw

DSCF5725.JPG

朝霞にある陸上自衛隊広報センターに日共系護憲団体がツアーをするというので、やじ馬根性で逝ってきた。
ガイドは新日本婦人の会の女性で、基本的に「自衛隊はいらない」というスタンスで、いろいろ説明してくれたのだが、自衛隊=違憲で思考停止しているので、具体的に個々の兵器がいかに無駄なのか、こんな場所に基地は必要なのかなどという検証はない。
朝霞駐屯地は、もともと昭和5年に造られたゴルフ場を昭和15年に陸軍が接収した場所。
そのような歴史的経過も説明せずに、「広大な敷地」が強調され、自衛隊への反感を煽る説明となっていた。
敷地内の桜が一部、枝ごとちょん切られたのを「自衛隊って手荒なことするのねぇ」などと、なんでも自衛隊の所為にする車いすのオバサンがいたりして聞くに堪えないものであった。
これでは、何でも「憲法」や「日教組」の所為にするネトウヨや街宣右翼となんら変わらないではないか?

憲法を守るためには、自衛隊員を護憲の我々の味方につけることが必要だと俺は考えるが、ただ反感を煽るような言動ばかりでは何も変わらない。

車いすのオバサンは「陸上自衛隊広報センター」に入るや、大きな声で突然暴言を吐き始めた。
御巣鷹山の日航機を撃墜したのは自衛隊です! これをどう思いますか?
根拠もない陰謀論をどなりつけるように叫んだオバサンに対し、自衛隊職員は相手が障害者だったためだろうか、追い出すことはせず、冷静に対応していた。
隣の部屋では、陸上自衛隊音楽隊によるコンサートが行われており、聴きに来ていた人もビックリしたと同時に、護憲派って非常識なやつらだ、という認識をされて帰ったことと思う。
この車いすのオバサンは、週刊金曜日の読者と聞き、さもありなんと思った次第。

朝霞駐屯地と云えば、左翼過激派による自衛官殺害事件が起きた基地だと思うと複雑な気分となった。
ラベル:左翼 共産党
posted by 死ぬのはやつらだ at 22:58| Comment(12) | TrackBack(2) | この国のスバラシイ国民と社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>左翼過激派による自衛官殺害事件

菊井は今どうしてるんだろ。

ギターでCCR(の「雨をみたかい」?)を弾き、宮沢賢治が好きだと言う菊井に川本三郎はコロッと参ってしまったらしい。
結果は最悪だったにせよ、音楽と本の嗜好で「こいつはイイ奴かも」と思った川本の気持ちは解らないでもない。てか、よく解る。
Posted by 一日千秋のプロレタリアート at 2010年03月17日 00:08
万が一共産党が政権を獲ったら、日米安保は破棄するとしても
自衛隊は国軍として温存するわけでしょうから、
自衛隊をあまり敵視すると、その時になったらクーデーター起こされちゃいますよね。
Posted by pulin at 2010年03月17日 07:33
極めて困難ってことはよく解るものの、兵隊(と警官)をタラしこもうともせずイヤガラセをする左翼って最悪ですなぁ。しかも陰謀論て。くはー。
Posted by kamikitazawa at 2010年03月17日 18:34
多分あの人だな。と思い当たるわたしは、サヨちゃんのはしくれ。(自称)
ある裁判の判決が出るというので最高裁にいったときに見かけました。

しかし、「撃墜」って陰謀論は初めて聞いたなあ。日航機の墜落場所は、米軍のほうが早く特定できていたのに情報が伝わらなかった、って話は聞いたことあるけど。その話も、アメリカが諜報の必要上黙っていた、みたいな話じゃなかったと思うけど…。

あー当業界では(って、いっぱしサヨクのつもりになってる)、運輸当局には日航機の機体回収をして原因究明しようという意欲が全くない、ということを批判する言論はあります。隔壁が云々という公表された原因がどうも違うのではないかと言われているけど、でも「撃墜」って説があるのは知らなかったなあ。
Posted by kuroneko at 2010年03月17日 20:17
ホント、「反日サヨクの陰謀なのです!」なんて喚いているバカとレベルが変わらないですね。党派を問わず、謀略論、好きだもんなー。情けない。

>週刊金曜日の読者
話題はズレますが、だいぶ前「週刊金曜日」は「最高裁の痴漢無罪判決は本当に正しかったのか」なる奇っ怪な記事をのっけていました。
http://blog.iwajilow.com/?eid=1007578
↑このライター、よく知らないけど批判としてうまく纏っていると思います。この号を読んで以来、この雑誌が信用できなくなりました。
Posted by 蒼ざめた鹿 at 2010年03月17日 22:02
>御巣鷹山の日航機を撃墜したのは自衛隊

これって安部譲二が雑誌正論で書いてた「怪死列伝」の受け売りですね。
懐かしいなあw
Posted by 葦原屋@ウヨ at 2010年03月17日 23:50
 山崎豊子作『沈まぬ太陽』の〈御巣鷹山篇〉は日本人必見の著。同篇は全5巻のうちの第3巻だけど、これだけ読んでも独立して成り立ちます。
(というか、はっきりいってあとの4巻はビジネス・マゾ小説です=笑い)
 3巻にかぎっていえば乾坤一擲、渾身の作です。神が書かせた小説です。皮膚一枚で誰と判別する遺族対面の場面は鬼気迫ります。
 もちろん、それくらいの小説ですから、自衛隊の撃墜説は噂の域を出ない設定ですが、確かに紹介はされています。
Posted by 本間康二 at 2010年03月18日 01:06
もし本当に自衛隊が撃墜していたとしたら・・・

ま、それは無いと思いますが、それにしてもこの婆さんに嘘と憎悪を植え付けた奴は許し難い。
Posted by 加藤 at 2010年03月18日 12:38
ウルトラ世代、特撮世代の真っ只中でガキの頃を過ごした俺にとって自衛隊って存在は割りとスンナリ容認できる組織である。

三島由紀夫が市ヶ谷で激飛ばして腹を掻っ捌いた事件も当時家で取っていたアサヒグラフに生々しい首の写真とともに印象に残ってはいたが、俺にとっての自衛隊は今も怪獣が出てきたら攻撃に向かうが必ずゴジラやガメラに軒に追いやられる哀しき軍隊というイメージである。

俺が派遣に行っていたとき、派遣仲間の自衛隊上がりとよく話をしたが印象に残ったことは、飯を食うのがめちゃくちゃに早い、調子がいい、日払い金の請求に朝から固執し支給されると飲みに使っちまい、大抵一週間か長くて一月でバックれる、こんなものであった。

何かご大層なことを言いたがる右や左の偉い人たちの理屈より、普通の自衛隊員はかなり人間臭い、いうなれば俺ら一般日本人と変わらない。
彼らに自衛隊が現実の戦争で実戦の前線に立つのかと俺が聞いたなかで、毅然と肯き覚悟を示した者は一人としていなかった。
一笑にふしたその後で必ず「どこが攻めてくるのよ?」と俺に聞き返してきた。

そんなことより、自衛隊入って得免(特殊車両の免許)取っても、こんな御時世じゃなんにもならないよとこぼしてた。
そっちの印象が深かったなぁ・・・
Posted by 無産者 at 2010年03月18日 16:04
とある資格が必要でマンモス大学の通信制に通った頃、自衛隊の人たちが大勢来てたなあ。無産者さまがおっしゃるような感じの青年(女も多かったなあ)が多かったです。
Posted by milla at 2010年03月18日 22:33
まず、亡くなられた自衛隊員のご冥福をお祈りいたします。

以下、平成19年11月13日福田総理の答弁(抜粋)全文は衆議院サイトでお願いします。

平成十九年十月末現在で、テロ対策特措法又はイラク特措法に基づき派遣された隊員のうち在職中に死亡した隊員は、
陸上自衛隊 14人、
海上自衛隊 20人、
航空自衛隊 1人であり、
そのうち、死因が自殺の者は
陸上自衛隊 7人、
海上自衛隊 8人、
航空自衛隊 1人、
病死の者は
陸上自衛隊 1人、
海上自衛隊 6人、
航空自衛隊 0人、
死因が事故又は不明の者は
陸上自衛隊 6人、
海上自衛隊 6人、
航空自衛隊 0人である。
 また、防衛省として、お尋ねの「退職した後に、精神疾患になった者や、自殺した隊員の数」については、把握していない。

 海外に派遣された隊員を含め、退職後であっても在職中の公務が原因で死亡した場合には、国家公務員災害補償法(昭和二十六年法律第百九十一号)の規定が準用され、一般職の国家公務員と同様の補償が行われるほか、その尊い犠牲に思いをいたし、哀悼の意を表するとともに、その功績を永く顕彰するため、毎年、自衛隊記念日行事の一環として、防衛大臣の主催により、内閣総理大臣の出席の下、自衛隊殉職隊員追悼式を執り行っている。

>自殺と病死で半数以上。こんな扱いされて国家のために戦えないですよ。
自衛隊を攻めてどうする?派遣した小泉が悪の枢軸です。

長くなり失礼いたしました。
Posted by 自衛隊破壊工作 at 2010年03月19日 17:45
>俺にとっての自衛隊は今も怪獣が出てきたら攻撃に向かうが必ずゴジラやガメラに軒に追いやられる哀しき軍隊というイメージである。

ウルトラシリーズの防衛隊も、殆どが「やられ役」という感じだったな。「ウルトラマンレオ」のMACに至っては、全滅させられてしまうし・・・「戦えない軍隊」としての自衛隊の現実の姿が暗に描出されていたのかもしれない。

>一笑にふしたその後で必ず「どこが攻めてくるのよ?」と俺に聞き返してきた。

結局、「北朝鮮の脅威」や「自衛隊の謀略」を声高に叫ぶ連中は、現実社会の真の過酷さから眼を背け、ファンタジックな「闘争」の世界に逃避したいだけではないのか?
Posted by ストライカーボルト at 2010年03月21日 10:22
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