2009年10月28日

あぁ蒲田温泉

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鳩山首相の邸宅がある田園調布から東急東横線「多摩川」から東急多摩川線に乗って終点「蒲田」で降りる。

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終点「蒲田」
日本の高度成長経済を支えたお父さんたちの顔は険しいw

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1967(昭和42)年に登場した7200系電車を大改造して誤魔化して使用。さすがドケチで有名な東急である。乗った電車は車齢42歳であった。
でも味わいあるなぁw
東急多摩川線は全線各駅停車しかなく、どの駅も築50年以上と思われるオンボロだ。

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なんとなくドヨーンとしていて若干湿っぽい風が心地よい蒲田駅前。
山手線「大塚」に降りた時の感触に近いものがあると思うw
一見、若者が性欲と暴力をぶつける場所は少ないようだ。
朝鮮戦争〜ベトナムに至る時代に、蒲田は肉体労働する若者でごった返し、スエタ匂いを放っていたはずだが…しかし…やっぱり何も無いのだ。

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かなりイイ感じのヤンキー御用達店っす。
やたらに字が入った商品に注目。値段も結構高いんだなぁ。
蒲田にもユニクロはあるが、その名も「ユニクロ・サンカマタ店」w
シビレますねぇ。

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男なら一度は行きたい「純喫茶」。夜はスナックに変身ですかねぇ。
年増のママに、ジジイが温泉一泊旅行なんぞ何度も誘っていそうな店。
たぶん、フルーツ・パフェのチェリーは洗って使い回ししてるべなぁw

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いきなり、唐突に連れ込みホテルの看板が。
休憩が3000円〜! やけに安いねぇ。JCBの看板が不釣り合いだなぁ。

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おっ、働く労働者諸君のバーニーズNY、「立花屋」さんだぁ。
地下足袋「力王」の看板が渋いねぇ。

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さっ、お目当ての「蒲田温泉」に到着だ。
このド派手な看板、なにやら奥にストリップ小屋でもありそうだが、なーんにもない。嘗ての繁栄の遺物だろうか?

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懐かしいねぇ、この下足入れ。木の錠をオバチャンに預けたらロッカーの鍵と交換してくれます。

入浴料は450円。
東京の銭湯は高いねぇ。毎日入れば13500円だぁ。コリャ派遣労働者には辛いわなぁ。
ただ、蒲田温泉は本当の温泉で、
1)源泉の温度が25度以上 2)規定の物質を規定量以上含む
以上の2つをクリアしております。
泉質は冷鉱泉と呼ばれる非火山性の温泉。

ところで、火山の無い蒲田になぜ温泉が出るのか?
温泉が出る理由については諸説あるらしいが、偉い学者さんたちは、蒲田に温泉がなぜ出るのか研究してもノーベル賞が貰えるわけでもなく、テレビに出演して設けることもできないので、誰もが無視する日本の神秘だ。一説では、海水や海草などが大昔から沈殿してできたいわゆる化石水だとされているようだな 。
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/5684/

確かに色はコーヒーゼリーのような色。効能は肌がスベスベになるらしいが、オヤジの俺がスベスベになってもなぁ…オカマ掘られても困るわ。
残念なのは温泉風呂が恐ろしく狭いってことだ。
オヤジ3人で満杯の風呂が2つある。あとは普通の沸かし湯風呂があるが、せっかく温泉に来て沸かし湯に入るのは貧乏根性が許せないぞ。

風呂から上がって、コーヒー牛乳で〆ようと思ったらナイ。
そりゃ欠陥だろう。銭湯は冷蔵ショーケースにコーヒー牛乳とフルーツ牛乳があるというものだ。
仕方なく、バアサンにソフトクリームを頼んだら…。
ババアがヘタクソなのでこんなの出てきた。
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これで200円だぞw


2階の宴会場では、昔の吉永小百合が熱唱中。
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蒲田温泉の浴室の映像は↓


【オマケ】
温泉関連の懐かしい「元祖どっきりカメラ」
ラベル:蒲田
posted by 死ぬのはやつらだ at 23:15| Comment(6) | TrackBack(0) | 新・日本紀行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
蒲田には行ったことないんですが、想像以上にディープタウンのようですな。ちょっと赤羽駅周辺を彷彿とさせます。それにしてもこのソフトは酷すぎる(笑)。
Posted by やきとり at 2009年10月29日 11:46
蒲田は映画観にいったなあ・・・
(確か、大阪弁の格闘技すごいおっちゃんで・・・刑事役沢山やってる、あのひと!
・・・そうだ!スティーブン・セガール!2本立てか3本立てだったなあ 笑 )
けど、その映画館、たぶん、つぶれてる・・・(爆)。

やつらだ兄ちゃんの食べたソフトクリーム、マックの¥100メニューのソフトにも負けている・・・(怒)!
本人ぢゃ無いけど、金返せ〜!レベルだよう(怒)!
               
Posted by ちろ at 2009年10月29日 17:48
>赤羽駅周辺を彷彿とさせます
共に肉体労働者の街だな。

夜勤明けと思われる人が昼間っから酒飲んでいる。

まだ東急JR周辺はマシな方で、京急近辺の商店街はヤバイ雰囲気がムンムンだぁw
Posted by やつらだ to やきとり同志 at 2009年10月29日 20:29
ぶらぶらした商店街に小さな映画館があったぞ。
ポルノじゃなくて東宝系だったかな、映画封切館だった。
あんなところで1,800円払って観る人いるんだなぁ。
Posted by やつらだ to ちろ 殿 at 2009年10月29日 20:32
今から26年前、高校受験の夏期講習に通ったなぁ・・・蒲田。
当時からなんとなく時代に取り残された感濃厚な街でしたねぇ。もっとも、そんな場末な雰囲気がたまらなく好きでした。見た所、今もあまり変わっていない様な・・・。
ちなみに、当時の目蒲線は、緑色の3000系や5000系(青ガエル!!)の天下でした。冷房のない車内は、外と変わらぬ灼熱地獄で、田園調布から蒲田へ着くまでに汗ダクになったものです。時代変われど、古い電車の天下は相変わらずですねw
Posted by bronks at 2009年10月31日 13:11
目蒲線がなくなって目黒線と多摩川線になってもう10年近くになりますね。

http://www.youtube.com/watch?v=Kp8-arLEql0

こんな歌も懐かしいばかり・・・。

蒲田といえば「ネットカフェ難民」とか一時期ニュースになったりしましたね。

そういや小沢昭一さんの育った町なんですよね。
Posted by milla at 2009年11月05日 02:17
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