映画『選挙』(07)の想田和弘監督映画第2弾!
前回同様にBGMも説明もなく、淡々と取材映像が流れていく。
最初に重々しい患者と医者のやり取りがあったが、笑いもあったりして…でもやっぱり泣ける映画だった。
患者の中には天才すぎる人がいたり、「何をするかわからない」自分に困っている人、生活保護を受けて子どもと別居している人、子供を虐待死させて幻聴に困っている人…。
果てしない絶望に悩み苦しんでいる患者に向き合う老医師。
岡山の精神病院とその患者を通して映し出す「健常者」とは何かという命題。
衝撃のラストには唖然としてしまった。たぶん生涯で一番衝撃的な終わり方だったと思う。
機会があったら是非観て欲しい。
ラベル:映画