2009年09月05日

民主党政権が始まる前にネガティブキャンペーンの嵐だが

なんだろうね。
民主党圧勝以降のマスゴミによる報道は。
国営放送なんぞ「クローズアップ現代」で1週間もネガティブ報道だ。
小泉政権の時に、政権公約の厳しい検証番組なんぞ、1週間もぶっ続けでやっていただろうか?
森蜃気楼による「権力の2重構造だ」などというシツコイ報道やっていたのかよ?

所詮、自民党政権から本社屋の土地として国有地を格安で貰い受けた新聞各社(朝日・読売・毎日)が自民党の差し金かあうんの呼吸でやっていることなのだろう。

いずれにしても時間はない。来年の参院選までにマニュフェストの中でいかにも大衆に受けそうな政策を真っ先にやらなければ参院選で負けてしまい、政権運営がうまくいかなくなり終わってしまう。

それはそれとして、俺が望むのは、まずは情報公開だろう。アメリカとの各密約の真相公開、ソ連との秘密交渉、北朝鮮との交渉や自民党とCIAの関係などなど、いくつも外務省関係で暴露されるべき事項が多いだろう。機密文書の調査チームを早急に設置すべきだ。
実は外務省の中には、公文書の形になっていない記録が結構ある。特にロシア語の記録は、ロシア課長の横にある、施錠のできる耐火金庫の中に保管されている。ロシアのスパイの疑いのある外務省職員の記録、ロシア人女性とトラブルを起こした者の記録、そしてロシアとの秘密交渉の記録が保管されている。
機密文書の中には、これまでに北方領土の一部が返還されるチャンスがあったことを記録した文書もある。例えば、1922年にロシア側から北方領土問題に関する秘密提案があり、北方領土の一部が返還される可能性があったのだ。ところが渡辺美智雄外務大臣は同年3月に飯倉公館で行われたコズイレフ外務大臣との会談でその提案を蹴ってしまった。こうして同年9月のエリツィンの訪日はキャンセルとなった。もちろん国益のために公開すべきではない文書があるが、そうでない限りこうした闇の記録文書も公開されるべきだ。次期政権は、是非こうした闇の文書を公開すべきである。
外務省には、大臣官房会計課審査室という秘密の部屋がある。この部屋は機密費を扱う部屋だ。そのことを知った田中真紀子外相は、この部屋に乗り込んできて、「書類を出しなさい」と迫った。外務省は震え上がって鈴木宗男さんに頼み、ストップさせた。あのとき田中さんにやらせればよかった。そうすれば、ありとあらゆる機密費のおかしな使い方が表に出てきたと思う。いま彼らは、新政権誕生を前に機密書類の隠滅をしていると思う。(佐藤優『月刊日本』9月号)



それと、法務大臣にデバ亀こと亀井静香を就任させることだ。これによって、少なくとも「死刑廃止を推進する議員連盟」会長である彼の任期中は死刑執行は無くなる。
そしてそして、自民湯にシフトして小沢をたたき落とした検察人事を刷新させる。マニフェストには取り調べの完全可視化を公約しているので即実行させてもらおうじゃないか。

いそげ民主党!
posted by 死ぬのはやつらだ at 22:00| Comment(6) | TrackBack(1) | 民主党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その通りですね。やってもいないのにああだ、こうだと言っても始まりません。初めての出来事で不安もあるのは当然。しばらくやってみてからとにかく言うべきでしょう。

そのうち小泉の息子とかを持ち上げて「自民党に代わる新党を作れ」とか言い出しそうですね。
麻生・安倍・石原伸晃(親父と違って政治思想が未だマシなのが厄介)・高村とかしっかり選挙区で圧勝しましたし、町村とか中川秀直も比例で復活しました。
自由民主党は滅びても「日本ナチス党」。「真性保守党」になってしっかり生き残りそうです。彼らが政権を奪取した時が恐ろしい。前原とか松下政経塾出身者(松原仁ら)も参加するでしょう。
寧ろ、その方が良い。
Posted by ゴルゴ十三 at 2009年09月06日 07:57
>法務大臣にデバ亀こと亀井静香を就任させる
これは盲点でした。おっしゃる通りですな。亀井さんは警察出身だし、捜査方面へも睨みが利きそうです。ただアメリカとの関係を悪くすべきではないと言い切り、密約追求に否定的なのは頂けません。
Posted by やきとり at 2009年09月06日 12:18
 マスコミが民主党を叩くのは、ある面当然ですよ。
 彼らアメリカのポチですから。

 読売新聞の前社長であった、正力松太郎は暗号名ポダムと呼ばれるCIAのエージェントだったとされており、正力は日本のテレビ関連の電波利権を米国との関係を使って押さえていたのはその筋では有名な話です。

 その正力が指名した後継のナベツネがCIAのエージェントである可能性は限りなく高い。
 そのナベツネと中が悪い人たちなんですから、民主の中枢の方々は・・・・・・
 
 日本のテレビはそのほとんどが、新聞社を親会社や有力株主にしており、読売系はその中でもドンなのですから、民主タタキ報道は当然でしょう。

 正力がアメリカと結託して獲得した電波利権は毎年三十数億円を産み出していると言われており、その利権を守る為に親分たるアメリカ様に楯突く奴はバッシング!!!・・・・・となるのは当然でしょう。 
Posted by トロツキー at 2009年09月07日 20:43
That's right. It does and it doesn't start even if it is said to [naino] that it is [aada],

翻訳面白い!(笑)

もう一度翻訳すると


そうだ。 それは始めます、そして、それがaadaであるとnainoに言われても、始まりません。


ゴルゴ十三さん、すみません、勝手に利用させていただきました。<(_ _)>
Posted by ニケ at 2009年09月07日 21:31
 鈴木宗男がムネオ日記で面白い事を言っている。

「・・・連立について種々心配する向きがあるが、私は「平成6年、自民党が当時日の丸、君が代、自衛隊、日米安保条約を認めない社会党の村山富市委員長を総理に担いで連立をつくったことを考えれば、何も心配はいらない」と申し上げる。案ずるより産むが易しである。・・・」

 むしろトンデモは自民党とマスコミですな。

 ひとこと意味不明のスローガンを
「第三身分とは何か・・・・すべてだ・・・!!!」

Posted by 第三身分 at 2009年09月08日 10:06
マスゴミが最も過敏に反応したのは、「小沢幹事長」だったのでは?とある地上波のニュースでは、「ある民主党議員」のコメントとして、「最悪だ」というのを紹介していましたが、自公の狗のマスゴミとしては、小沢幹事長では民主党に背骨が通ってしまうので怖いとバカ正直に認めているという解釈でよろしいでしょうか?
ということで、小沢幹事長には、しっかり仕事をしていただきたく思います。
Posted by bronks at 2009年09月10日 21:54
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