2009年07月28日

日共機関紙『赤旗』で老人が過労死する日

世界の共産党の中で機関紙を一番重要視しているのが日本共産党だ。
中国共産党には7000万人の党員がいるが、その機関紙『人民日報』よりも発行部数が多いと言われている。
その部数は130万部。70〜80年代にかけて、ピーク時は300万部の部数を誇っていたが、いまではその半分以下に凋落している。

07年政治資金収支報告によれば、「機関紙・書籍等」による収入は約222億円で全体の83.6%にものぼる。
財政上からも共産党が「赤旗」の発行部数拡大を重視するのも当たり前なのだ。
その「赤旗」の発行部数が凋落しているのは、宣伝、組織化、財政面のすべてにおいて共産党が滅亡の危機に瀕しているのは明らかなのだ。

共産党が抱える問題の根源が「赤旗」にある。


皆さんは、創価学会の会員から「聖教新聞」の購読をお願いされたことはないだろうか?
ほとんどが池田大作の提灯記事なので読むところが殆どなく、断るしかない新聞だ。
それと同じで「赤旗」も不破や志位の長井論文が掲載された新聞なんぞ殆ど読むところがない。
そんな新聞を誰が購読するというのか?

しかし、共産党員なら「部数の拡大」に努めなければならない。なんせ「革命の資金」となるのだから。結局党員の仕事は赤旗購読者を増やすことが第一。党員を増やすことが第2。よって、これだけで心身共に疲れ果て選挙運動はスカスカ→選挙のたびに議席減という負のスパイラルに追い込まれているのが共産党の現状とも云えよう。

元日共ナンバー4の筆坂さんは指摘している。
赤旗が300万部だった頃も、共産党政権だったわけではない。それでは500万部になれば政権を獲れるのかといえば、何も保証がない。政治的展望とリンクしていないばかりか、増える展望ももてないとあっては、党員が精神的に疲れるのも無理はない。このような活動が事実上エンドレスなのが問題だと。

また、「赤旗」には党大会議案など重要文書が掲載されているが、筆坂さんが党員だったつい最近まで、その読了率(全党員のうち読み終えた人の率)がせいぜい20〜30%だったという。
最近では苦肉の策として徹底率という言葉を使っているという。読んではいないが、決定の基本点を身につけた人から説明を聞くと読んだこととすることになったというのだw
それでも不破哲三は、「共産党は大会議案を全党員で議論して党大会を開いている」「これほど党内民主主義をきっちりやっている政党はない」と自慢している。議案を読んでいなければ、そもそも議論のしようがないと思うのだが、不破は読まずとも議論はできるという考えのようだ。
筆坂さんにすれば、赤旗を取るか取らないかよりも、こっちの方が問題だと指摘する。
「党内民主主義は、全党員がよく議案を読んでいなければ保証されるはずなどありませんから。『よくわからないけど賛成』というのでは、党内民主主義どころか、ただ単に幹部の言うこと、党中央の言うことに漫然と従っているだけということになってしまいます」
党内民主主義というのは、な〜んにも考えずに「党本部が主張しているのだから間違うはずがない」というメダカ民族日本人の本質を突いた巧妙な支配技術だと云うこともできようw


さて、このように部数が永遠に伸びず、増えもしない赤旗購読者獲得を続ける党員。
問題はそれだけではない。赤旗の配達問題がある。
古くて新しい問題であり、共産党の矛盾する問題だ。
赤旗を配達する党員が分担して無償でやっているが、これが相当高齢化しているのだ。ある党員は平均年齢は70歳前後となっているのではと危惧する。
実際、企業を定年退職した党員は「待ってました」と配達を頼まれる。60〜64歳は共産党員の平均年齢からすれば働き盛りとされ頼りにされるのだ。
それだけではない、共産党は非道にも自分たちが除籍、除名した人間にも人手不足ということで配達を頼んだりしているのだ。現に筆坂さん自体が「赤旗紙上で批判されている最中に」配達を党員から頼まれるという信じられない体験をされている。

問題は他にもある。配達や集金の遅延だ。日刊紙で配達されないことが多々ある様では赤旗の部数が伸びる事はないだろう。
実際、テロ朝のコメンテーターとして有名な大谷昭宏が筆坂さんに「届かなかったり遅れたりということが、たびたびある」と嘆いていたこともあったぐらいだ。
狭い地域に多数の読者が集中している大手新聞と違って、赤旗はポツンポツンとしか読者がいない。たかだか30〜40部だが、購読者が少ないので配達する範囲は広大なものとなる。一般紙同様に専従配達員をつくればいいと思うだろうが、一般紙に比べ配達部数が極端に少ないから採算割れしてしまう。そもそも赤旗の日刊紙は恒常的な赤字を抱えており、さらなる人件費の投入なんぞ到底無理なのだ。
おまけに集金もあるので、これもなかなか回れずに3ヶ月に1度と云うのが蔓延しているのだ。
これでは収支も悪化するはずだ。

新聞代の立て替え」というのも昔からある根深い問題だ。
地区委員会からは新聞代は毎月100%上納せよという指示なので、未集金の場合は自払で建て替えというのが横行してしまう。
購読料を銀行口座自動引き落としにすればよいと思われるだろうが、そもそも3ヶ月だけのお付き合いで購読する人が多く、いちいち引き落としの手続きなんぞやってられないのだ。
個人で2部3部立て替えているうちはまだよいが、地区委員会全体で立て替えをして大問題となったことがあるのだ。
地区委員会が「赤旗の部数が減った」と都道府県委員会に報告することができず、水増し報告した何十部かの購読料を抱えてしまい、結果数十万円の滞納金が出て大問題となったことがあり、これはいまもどこかでやられているはずだと筆坂さんは推測している。

せめて今回の選挙で日本共産党に投票する人は、少なくても衆議院の任期である4年間は赤旗を購読してやってくれ。
それが少なくとも共産党に投票すると云う途轍もなく愚かな行為に課せられた義務だと俺は真摯に思う。


ラベル:共産党
posted by 死ぬのはやつらだ at 23:11| Comment(4) | TrackBack(0) | お笑い日本共産党 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 多数の貧困層から金を集めるより、少数の富裕層から金を集めた方が効率がいいんじゃないですかねー。
 党費100万円で、党員が10万人いれば、年間1000億円になる計算。
 富裕層のための政策を実施、貧困層はバッサバッサ切り捨てればいいんじゃないですかねー。
Posted by YH at 2009年07月30日 05:34
印刷された紙の新聞を戸別配達するなんてコスト高だしもう古いのでは?
共産党は前衛なんだからもっとIT時代にふさわしいやり方を模索するべき。
Posted by pulin at 2009年07月31日 17:26
「反米嫌日戦線」がいつの間にか「反共嫌日戦線」になっている・・・・

アナキズム(無政府主義等というインチキ翻訳は使わない)と共産主義は目的とする到達点は同じだったような気がしていたが・・・・
 さすれば、当ホームページでは日本共産党はエセ共産党、エセ左翼と言いたいのか。
よく分からん。

 過去を総括して見ると日本共産党がやって来た事は結果的に米国ポチの自民党政権への利敵につながる行為ばかり。

 そう考えれば理解できるが、「反米嫌日戦線」のタイトルを代える必要はなかったのではないか・・・・
 頭が混乱している・・・・・・wwwwwww
Posted by ミスター第二分類 at 2009年08月01日 13:39
この話題に対するコメントが少ないってことは、ここの住民はそろいもそろって左巻市民ばかりだってのが証明されたわけだ。
ブログ主だってバカじゃねぇんだから、四六時中テメェ等みてぇな失業者にかかわってられるかよ。
週明けから職探し始めるのもいいが、駐車場混むから、ハロワへは歩いて行けよwww
Posted by オリムピックの花と花 at 2009年10月03日 22:38
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