警察庁長官に安藤隆春次長が就任へ
2009年6月22日浅卑新聞
警察庁の吉村博人長官(60)が辞職し、後任の第22代長官に安藤隆春次長(59)が就任する人事が22日の閣議で承認された。次長には片桐裕官房長(58)が就く。26日付。
長官の交代は国会会期明けの8月ごろが通例だが、衆院選を控え、早期に庁内の態勢を整える必要があるとして会期中の交代となった。
新長官の安藤氏は東京大卒。72年警察庁に入り、群馬県警本部長、警察庁官房長などを経て07年8月から現職。
次長の片桐氏は東京大卒。75年に入庁し、京都府警本部長、警察庁生活安全局長などを経て08年8月から現職。
朝日の記事読んでも何もわからないが、この安藤氏、「自民党に捜査は及ばない」と発言した漆間が警察庁長官だった当時から次期長官と噂されていた人物。
それもそのはず、安藤氏は漆間が愛知県警本部長だった時の捜査費不正支出問題で国会での追及をノラリクラリトかわし、漆間に貢献した人物。あの毒入りギョーザの捜査責任者でもあった。
http://tazaemon.iza.ne.jp/blog/entry/494262/
そして、驚くべきことに群馬県警本部長から転じて、橋本龍太郎首相の秘書官を2年半勤めている。
自民党権力とベッタリの男である。
その男が衆院選前に警察庁長官となったのには裏があるだろう。
今日の日刊ゲンダイによれば…
警察庁長官は、総選挙で全国の都道府県警本部に対して選挙違反の摘発や、情報集約を指示できる最高ポスト。通常は国会閉会後に発令されるもので、会期中の交代は異例です。警察庁は『衆院選に備えて早めに庁内態勢を整えるため』なんて説明しているが、選挙違反に絡んだ民主の醜聞を狙った前倒し人事ではないかとみられているのです。
自民党の指示で警察庁長官が民主の選挙情報を随時報告。
これから何が起きてもおかしくない大変な状況だ!