ハーヴェイ・バーナード・ミルク(Harvey Bernard Milk, 1930年5月22日 - 1978年11月27日)はアメリカの政治家、ゲイの権利活動家。
1977年、カリフォルニア州サンフランシスコ市の市政執行委員に当選し、同国で初めて、自らゲイであることをカミングアウトして、選挙で選ばれた公職者となる。しかし、議員就任1年も経たない1978年11月27日、同僚議員のダン・ホワイトにより、ジョージ・マスコーニ市長とともに同市庁舎内で射殺されてしまう。
映画は偏見と闘った男の物語であり、掛け値なしに今年最高の1本だと思う。
http://milk-movie.jp/main.html
この映画を観ると、やはり自分には「偏見」があるなぁと思ってしまう。
映画で描写される男どうしのオキンコ・シーンだ。
正直、気持ち悪いと感じた。
これがオンナどうしのオキンコだと「観たい」と思ってしまう。
ただ、世の中には「いろんな人」がいて、その「存在」は認める事が最低限のマナーなのだ。
そして、「いろんな人」がいることが「許せない」人たちによって押し付けられる「多数の論理」…いわゆる「普通」という言葉がいかに空虚で陳腐で非文化的なものであることを、この映画は我々に訴えている。
また残念なことに、腐っても「自由と民主主義のアメリカ」なんだと、絶望的政府に支配させられている日本人に何度も何度もたたみかけてくれる。そんな映画だ。
ミルク本人を演じるショーン・ペンの演技がすばらしい。一貫してナヨナヨとした熱き闘士を、かなり押さえてホンモノそっくりに演技している
1978年11月27日 マスコーニ市長とミルクが射殺されたことを伝える NBC NEWS
2人を射殺した犯人は、「ジャンクフードを食べたことによる精神喪失状態」だったとして5年で刑務所からシャバに出ることができた。
これこそ「陪審人制度」=「裁判員制度」による悪しき判決の例であろう。
http://www.pan-dora.co.jp/harveymilk/#gekijyo
差別意識がないわけでもないけど、宗教的禁忌ではないし、
ゲイ当事者も、自己主張・社会的認知・異性愛同等の権利獲得よりも、
逆に、自分たちの世界でひっそりやってるから、
ノンケ(異性愛者)はそれに関心を持たないでほしいって感じがあるし、
一般的にも、性的な嗜好については触れないのがマナー、
というところがある。
国民性でしょうか。
とくに職場では男色をバカにする会話が多いですね。
ただ、テレビではゲイ人が堂々と出演しているから一般人は差別に気づかないというのもあるのでしょうね。
うん、舌まで入れてるラブシーンは、正直んむむーと思いましたね。
>最低限のマナー
7年間の中国滞在に照らしても深く同意。
ねえ、あのレーガンでさえ、「6号」に反対したんだもんね。
ただ、ダン・ホワイトはシャバに出たことは出たのだけれど・・・
MILKをリスペクトし、彼の主張を当たり前だと思う者こそ、ホワイトに感情移入してみることが必要なのかも。
ホワイトが自殺したのは、彼にも良心があった証しだと考えたいものです。