北の「人工衛星」は太平洋に墜落、失敗だったようだw
麻生政府と防衛省は、「人工衛星」に関する情報は出さないだろう。
うやむやにすることで、「脅威」を強調できるからだ。
まずは、世界に恥を晒した「飛翔体」の誤報はどうしておきたのか?
昨日のサンプロで軍事評論家の田岡俊次さんが「ありえないこと」として解説していた。
それによれば、最初に千葉にある防衛省技術研究本部飯岡支所のガメラレーダーが何らかの飛翔体を探知、航空総隊司令部に報告された。そのときに米軍の早期警戒衛星も何らかの情報をつかんだと勝手に思い込み混同してしまった。
在日米軍司令部横田基地からの情報がないにもかかわらずだ。
航空総隊に米軍からの情報が入れば、警戒警報が鳴り響くはずだが、鳴っていないのだから航空総隊の隊員が「変だ」と気づかねばならない。
さらに問題なのは防衛省の地下に中央指揮所があって、モニターがあってそれを皆で見ているはず。そのモニターでも警戒警報音は鳴っていない。
鳴っていないのに、米軍横田基地からの「飛翔体」情報があったと思うこと自体がありえないこと。
中央指揮所でのやりとりは首相官邸のモニタースピーカーに流れるので、てんやわんやの大騒ぎとなったようだ。
きょうの日刊ゲンダイで、田岡さんは今回の「ミサイル騒動」を冷めた目で語っている。
「日本の騒ぎ方は平和ボケの一症状でしょう。北朝鮮は、93年に初試射した射程1300キロのノドンミサイルを少なくとも100基以上実戦配備し、日本も射程内に収め、核の小型化にも成功して、5、6基は核弾頭弾をつけているようだ。日本上空を飛び越しアメリカの一部に向かうテポドンがあっても日本への脅威に差はないのです。また、テポドンは発射まで何週間もの準備期間がかかる。緊張状態で米国に発射しようと準備を始めれば、米軍は航空攻撃で簡単に処理できる。米国が冷静なのはそのためです」
いまさら、バカ騒ぎすることではないということだ。
だいたい、陸自のPAC3だが、今回練馬区の朝霞基地と新宿区の防衛省に配置されたわけだが、今朝の東京新聞によれば、米軍でさへ市街地に展開して活用した例はないとのこと。
なぜなら、迎撃ミサイル発射による周辺ビルへの影響や迎撃した場合に飛び散る破片による殺傷の危険があるからだ。
この危険性に関しては、防衛省は「区に対しては説明した」練馬区新宿区とも「国が決めたこと。周知は考えていない」と責任を放棄していたのが現状である。
ということは、やはりミサイル防衛システムの宣伝が目的で、迎撃することは考えていなかった、というのがホンネだったのだろう。
TVで秋田の漁師さんが話したことが印象的だった。
「ミサイルなんぞ当たらんべ、それよりも明日どうやって食うかが問題だ」
ところで。なんでまた、左翼系ブログはこの問題を熱心に取り上げないんでしょうかね?およそ機能してない迎撃システムに1兆円近いカネがつぎ込まれてるというのに…。
ウケタw
左翼は自衛隊自身の存在を認めていないからかもしれません。
俺は合憲と考えていますが。
そもそも非武装中立なんてのが夢想にすぎませんからね。
なんか某自民党議員は、「国連脱退も辞さず。核兵器開発!!」とか火病ってるみたいですが、「アメリカのねじを巻き直す」発言のラリィ細田君共々、アタマ大丈夫でしょうか?
森巣博「越境者的ニッポン」では、このような恣意的な単語選択の例がさんざん語られてます。
Invasion of Iraqは、「侵略」ではなく「戦争」「作戦」。
Tortureは、フセインがやれば「拷問」、ブッシュの収容所で行われてたのは「虐待」。
生産コストがかかりすぎたようですね。
これを買おうとしていた防衛省ザマアミロ。当てにしていた三菱重工もイイキミですね。
チューサン階級必読の名著ですね。
森巣博さんの生きざまはカッコ良すぎます!
そのうち米軍の進駐先でF-22が墜落でもしようものならきっと地元の小学生に「F-22の墜ちるざまはいいざまでした」などと作文を書かれるのだろうよ。
2050年頃には、米国の国防費全部つぎ込んでも1機しか買えないと言う説ですねw
日本がF−22を導入するとしてもロッキードから直接購入することになるんじゃないですか?
修理もすべてアメリカでという話もあります。
となると日本の兵器メーカーは面白くないのです。
F−22がダメで自主開発なんてことになるのが兵器メーカーにとっては一番おいしいですね。