さる1/24(土)、ついに『ポチの告白』が上映された。
http://pochi-movie.com/
舞台あいさつには、読売新聞を除く各新聞社が来ていたようだw
初っ端、画面は主人公である巡査・竹田八生の目のドアップとなる。俳優・菅田俊による目の演技が凄い。目の動きだけで警察官が何を考えて勤務しているのかが無言のうちに表現されている。
劇中で告発される警察官による犯罪、次から次へと出るわ出るわ……。
覚せい剤中毒は序の口! イイオンナは職務質問してレイプ。ヤクザの覚せい剤取引に関与して手数料を要求。拳銃摘発のノルマを達成するのにヤクザに頼んだり、裏金を作るために捜査協力金の架空領収書を偽造。仕舞いには、裁判官を恐喝……。これは全部、警察犯罪を追求してきたジャーナリスト・寺澤有取材による実話なんだからオモシロイ。
高橋監督は、「この世には悪い警察官しかいない」と息子さんに日頃、教えているらしいですが、そうとしか言いようが無い内容となっております。
そしてその悪事を検察と司法とマスゴミが支えているという構図。
3時間という長時間作品だが、それをオモシロク描いているので飽きない。ただ、「日本を震撼させる、衝撃のラスト6分」とはならなかった。なんとなくどこかで観たようなのでそこが少し残念。あそこまでクドクなるよりもサラッと終わったほうが良かったかもしれない。
菅田俊の演技は申し分なく、主役にピッタリだと思ったが、ベスト演技は、嫌な警察署長を演じたベテランの出光元。淡々と演じているのだが、それが妙にイヤーな感じを醸し出していることに成功している。
在日出身の刑事役、野村宏伸が難しい役どころを見事に演じていたのも素晴らしかった。
映画では、いろんなシーンで食べる場面があって、それがスナック菓子だったり、そばだったり、すき焼きだったりするのだが、どれも旨そうに見えたね。監督のコダワリなんだろうか?
舞台あいさつが終わって、劇場の外に出てみると、倒産の噂もあるエンタメ情報誌のアンケートを受けた。俺はご祝儀で100点満点と言っておいたw
まぁ、とにかく娯楽映画として楽しめる作品なんで、お友達を誘って観に行ってください。
ようやく一段落ついたので、映画にでも行きたいな〜と思っていたところ。^^
来週にでも行ってきます♪
http://www.ks-cinema.com/
小さいけれど、天井が高くて座席はゆったりしているし、音響はJBLのドルビーなんでショボクナイぞ!
いつも興味深く読ませてもらっています。
やつらださんも初日に行ってらっしゃったんですね。
私も前科者の友人と一緒に、この舞台挨拶を見に行きました。
自分は新聞をとってないのですが、監督が言ってた「読売以外は来て、ちゃんと記事を書いてくれた」ってのはマジなんですかね?どのツラ下げてこの映画を紹介できるのか・・・(笑)
ソープ?で泡まみれで吉牛喰ってたシーンも良かったです。
当日は、朝一番に行ったのですが、すでに階段に10名ぐらいが並んでおりました。
>ソープ?で泡まみれで
あれはたぶん、未成年とのエンコーでしょうw
何度かブログには書いていますが、女衒商売をやっていたとき、警察の方がやけに丁寧に対応してくれたんで、いろいろお世話になりましたw
うーん、なんちゅうか、
「そうそう、警察ってこういう感じー」っていうか。笑
新しい発見はなかったけど、こういう映画が上映されてるってことに意味があるのかなとも思ったり。でも、3時間超は疲れた・・・。
ちなみに、いちばん悲惨なDV被害者は警察官の夫に殴られてる妻じゃないのかなぁ。逃げようがないからねぇ。
実は俺の死んだ親父がいろいろ世話してたのよw
部下の嫁とか、娘の名付け親とかさw
スナックの女性と同棲していた部下を結婚させて、女性の親御さんには喜ばれていたがなw
見合いの話は、ありがちだよなぁ、くらいの感想かな。
私が課長の娘だったとしても、野村宏伸なら前向きに考えるかも。笑
面白かったのは、同じニュース原稿を色々なメディアが一言一句同じ原稿で伝えていたところ。
ああならないように、各メディアは小手先の工夫してるけど、実質はあんなもんだなぁ、と。実際の記者クラブは、メディアごとに振り分けられた棚に発表ネタが1部ずつ入れられてて、語尾を変えたり言い回しを変えたりしてるだけ。