
京都人の本音と建前ってのはよく聞く話だが、ググッてこんな記事を見つけた…。
京都人は嘘つきだ
その1どす:
東京人「それでは、ぜひ一緒にお仕事しましょう」
京都人「えぇ、こちらこそぉ、よろしくお願いしますぅ」
東京人「それではまた、よろしくお願いします」
京都人「ほんなら失礼しますぅ」
京都人「ほんまあんなことゆぅてたけど、誰があんなやつと一緒にやるかいな」
その2どす:
客「女将さん、ありがとうございました」
女将「おおきに、いつもすんまへんなぁ」
客「ほんならまたね」
女将「きぃつけて帰っとくれやす」
女将「あ〜ぁ、あんな客もう来てもらわんでよろしわ」
とまぁ、こういう話を様々なところで何度聞いたことか・・・
http://onthetlc.blogspot.com/2006/08/blog-post_29.html
このようなハナシ、実際に思い当たる人も多いと思います。
去年発売された文庫で、俺がナンバー1だと思っている本。
山城 新伍 (著)おこりんぼさびしんぼ (廣済堂文庫)
若山富三郎と勝新太郎の兄弟と間近で付き合っていた山城新伍だから書くことができた芸能界の2大巨星の「ここだけの話」。
その中に京都の一流店の流儀が書かれていたので紹介しよう。
そこにも京都人の本音と建前が書かれていた…。
「千両役者」という言葉がある。
1000両というのを今のお金に換算したらいったいいくらくらいになるのかわからないが、仮に1億円だとして、「千両役者」は1億円稼ぐ役者という意味ではない。
1億円使う役者、という意味なのである。
若山のおやっさんや勝さん、それから亡くなった藤山寛美さんは、1000両稼いで3000両使うのだから「千両役者」を超えてしまっている。
彼らが京都で遊ぶという時、本当に宵越しの金は持たない。
京都という街は、食い物屋も飲み屋もみんな、一流の店は一切、その場ではお金を取らないのである。
「お送りさしてもらいます」
つまり、信用して来てもらってるから後で請求書を送ります、ということだ。
目にもきれいで美味なものを食い、いい女と飲み、どんちゃん遊んで、さて帰ろうと車を呼ぶとする。
「ちょっとタクシー呼んで」
「へえ、お供来ました」
そしてそのタクシーというお供には、すべてチケットが渡されていて、とうとう財布を開けずじまいで家まで着くというわけである。
ご機嫌さんはここまで。
一緒に遊んだ7、8人の分、タクシー・チケットから従業員のサービス料に至るまで、すべて書き込まれて送られてくる請求書に目を回すわけだ。
その7、8人の中には大阪まで帰るやつもいるかもしれない。
ああ、恐ろしい。
たとえばぼくが、もしもその請求書の額が払えないとする。そうすると、そこをぼくに紹介してくれた人、たとえば勝さんのところへ請求が行くのである。
無言のうちに、そこには連帯保証人みたいなものがあるのだ。古くさいシステムだが、これが今も京都の一流の店の流儀である。
「そんなカードでお勘定払うような店には行かんときやす」
と女将が言うが、カードで払う方がよっぽど安全で早い。
勝さんの場合、しょっちゅうそういう店を使うから、割引料金もあったらしいが、1度に20人くらいで遊ぶのだから、まったくおそろしい額になる。
本当に恐ろしい話である。
この話を読んでしまえば、銀座のクラブなんぞ大したことないなと思えてしまう…。まっ、派遣失業寸前の俺には縁のないところですがねw
この本には他にもいろいろオモシロイ話が満載されているが、また別の機会に。






山城新伍のほかに「俺、勝新太郎」内田裕也「俺はロッキンローラー」とかも出してますね。
「俺、勝新太郎」廣済堂文庫版で去年読みました。
コンナに面白い有名人の自伝、他にありません!!!
今まで読んでなかったのが悔やまれます。
仮にベストセラーになってたとして
「たけしくん、ハイ!」や「ホームレス中学生」みたいなドラマ化は不可能でしょう。
あの文章を映像化出来る作家がいたら大したモンだ。
俺は5、6年前かなぁ、古本屋でハードカバー見つけて買いました。
ほんとうに凄い芸人だったなぁと思われますし、今後、このようなケツの穴のデカイ芸人は出てこないでしょうw