2008年12月10日

あの鐘を鳴らすのはあなた 和田アキ子


彼女の最高傑作。R&B歌謡の名曲だ。
マイクからあれだけ離れても響き渡る声量!
1972年度のレコード大賞最優秀歌唱賞受賞曲となった。

阿久悠による詩。この年に起こった連赤事件によって打ちひしがれた若者にどう聞こえただろうか?

それを想いながらこの曲を聴くと、また違ったものに聞こえてくる。
posted by 死ぬのはやつらだ at 23:29| Comment(10) | TrackBack(1) | 音楽専科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回、このエントリを読んでWIKIPEDIAにあたって、はじめてアッコが、在日韓国人から帰化したということを知りました。
そうか、やっぱりいやというほど差別を知ってるからブルースを歌えるんですね。
個人的には連赤と聞いてつい思い出すのは、72年発売のこの人のこの歌の方ですが。
http://jp.youtube.com/watch?v=ruD8a5glZ38
Posted by natunohi69 at 2008年12月11日 12:08
最近クレイジーケン・バンド(だったかな?)がカバーしてましたね。
阿久悠が死んだ時、NHKラジオの追悼特集でこの歌についても語られていました。
なんでも「そろそろ和田アキ子にちゃんとした賞をとらせたいよね」
という話が持ち上がり、かなり力を入れて書いた、とのことでした。
Posted by オサーン at 2008年12月11日 14:01
ネタ元は統一日報かな、以下の文章を見つけました。

<「この国を訴えたいくらいいっぱい差別を受けましたから」。1日、テレビ朝日系の昼のワイドショー番組で和田アキ子の放った言葉だ。「人間一滴」と題したシリーズで、映画監督山本晋也がアンカーマンとなって和田アキ子の本音に迫った。約20分という長いインタビュー構成の番組だった。局側が明らかに「衝撃の発言」として紹介しようとした冒頭シーンはしかし、その一コマで終わり、差別の中身についてはついに触れられることはなかった。そのことがよけいに彼女の一言を際だたせた。「言わずもがな」。視聴者の中には思った人もいただろう。
記者の目には、言わずにはおれなかった口惜しさと、それ以上は言うまいと、固く口を閉じるエンターテナー和田アキ子の矜持が見えた。 >
Posted by natunohi69 at 2008年12月12日 05:24
和田アキ子の在日朝鮮人説は雑誌噂の真相で何度か取り上げられていました。
でも本人がカミングアウトするとは思いませんでした。

余談ですが、矢沢も早く告白すればいいのに。
Posted by 死ぬのはやつらだ@natunohi69 殿 at 2008年12月12日 21:21
作詞は阿久悠というのは知っていますが、作曲が森田公一ってのが意外です。
彼の曲はキライですが、この曲だけは例外ですねw
Posted by やつらだ@オサーン 殿 at 2008年12月12日 21:26
連赤からさかのぼること12年、60年安保の敗北でうちひしがれた学生さんたちの胸に染みたのは『アカシヤの雨がやむ時』。
http://jp.youtube.com/watch?v=HtzViMN_taY&NR=1
私は1964年頃だったかな、『コーヒー・ルンバ』を歌っている西田佐知子を間近で見た記憶があります。
Posted by natunohi69 at 2008年12月13日 16:39
すみません、正しくは「アカシヤの〜」ではなく「アカシアの〜」でしたね。
お詫びして訂正いたします。
Posted by natunohi69 at 2008年12月13日 16:44
歌詞の中の
「このまま死んでしまいたい」ってのが学生たちの気分がでていますね。

小学校5〜6年生のときの担任は、まさに60年安保を闘った学生でした。
Posted by やつらだ@natunohi69殿 at 2008年12月14日 07:36
『みんなGSが好きだった』(扶桑社文庫)って本に元オックスのメンバーへのインタビューが収録されてるんですが、その中に和田アキコの話題が出てきます。<以下引用>

―オックスはケンカでも有名でしたね。
【岡田】モップスとかショーケンとかいろんなやつとケンカしましたね。我々は相手がヤクザでも関係なかったです。当時、和田アキ子がウチの前座歌手でして、これがまた我々のボディ・ガードやってたんですよ。ヤクザとかはみんなアッコがやってくれましてね。とんかく彼女は強い。大阪でもナンバー・ワンです。
【岩田】彼女が心斎橋の上からヤクザをドブ川に放りこんだって話も事実ですしね。我々が大阪にいた頃は中途半端なヤクザは寄って来ませんでしたよ。我々のバックにはアッコがいるっていうんでね(笑)。<引用終わり>

オックスの「失神」秘話も語られてますが、いずれ機会があれば。
Posted by 一日千秋のプロレタリアート at 2008年12月20日 17:30
実は俺も『みんなGSが好きだった』買って読んだんですが、和田アキ子の話題は忘れてました。
映画「女番長 野良猫ロック」は演技じゃなかったんですねw
Posted by やつらだ@一日千秋のプロレタリアート 殿 at 2008年12月20日 20:01
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