2008年11月10日

【白川勝彦(元衆議院議員)】 自民党の政権維持の秘密

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戦後、ずーっと政権を維持している自民党。
その自民党が凋落するような予想が自民党自身の調査の結果で明らかになったようだ。

麻生首相が解散しないのも当たり前の対応だろう。
政権というのは自民党のかけがえのない存在意義であり、それは共産党や社民党にはない強力な武器なんだと思う。
そして、それにしがみつくのは命がけであり、それを奪取するのも命がけなんだろう。
その迫力に欠けるのが共産党であり、社民党なんだろうさ。

政・官・民という権力のトライアングルをぶち壊すのには、小沢のような強烈な悪のパワーが必要なんだよ。
敵を欺き、貶めるような戦いもしなければ政権奪取は不可能なんだとも思うぜ。



阿佐ヶ谷ロフト
創刊15周年『週刊金曜日』PRESENTS vol.10
『どうする、どうなる日本』より

伊達や酔狂で自民党は長期政権となっているのではありません。偶然で取っていたのでもない。政権を取るには取るなりの仕組みをもっていたというわけです。中にいた人間というのは、どうやったら政権を取れるのかを真剣に考えていたんですよ。たいした革命家もいなかったが、馬鹿じゃありませんからね。
当時の社会党や共産党と比べたら、民主主義社会において選挙で勝ち抜いて政権を取るというのはどういうふうにしなければならないか、というのを真剣に努力していた。
自民党は世間で言われるほど、組織政党ではありませんよ。
むかしから大衆にうまく答えなければ支持はえられないんだ、組織票に頼るようじゃ勝てないことを知っていました
ですから、土建協会とか特定郵便局長会とか、自民党の固い支持団体というものがありますが、私は郵政族でしたからよく知ってますよ。特定郵便局長会というのが各選挙区で集められる票なんて3000票ですよ。小選挙区で当選するためには十数万票集めなければいけないんですよ。その中の3000票なんてたかがしれているじゃないですか。
ただ自民党の賢いところというのは、ハイハイあなたが一番の支持者ですというものをイッパイ作ってきたんです。
いっぱいいるから、あなたが素晴らしいのはわかっている、しかし自民党はあなただけでは勝てない、ほかのみんなの力で勝てるんだと。
だから、自民党のオーナーという存在はないんです。自民党の支持者という方も、俺は根っからの保守主義者だという方も、実は自民党のオーナーじゃないんです。
すなわち、国民の支持をどうやって得られるか、そこで成功しなければ勝てないのですね。そういう意味では世論に対してビビットですよ。
いまの自民党は公明党と組めば強くなるだろうと錯覚しているんですね。そうなったとたんに自民党は弱くなりました。やっぱり一番大事なのは大衆なんです。
商売だってそうでしょう。特定のスポンサーと会ったり、特定のVIPと会うのは強いようだけれど、やっぱり弱いんだよね。大勢の不特定多数の人の支持を得る方が強い。政治もそうなんですよ実は。


ラベル:白川勝彦 自民党
posted by 死ぬのはやつらだ at 00:20| Comment(2) | TrackBack(1) | 自民湯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
実は借金=クレジット・サラ金の件で白川氏にお世話になっています。

内部にいた人間だからこそ良く分かる話ですね。小沢一郎も上層部にいた人間だからこそ熟知している。
そういった人間はまさに先頭に立って壊す。それだけでも十分価値があります。
そうなってからどう作っていくのか考えましょう。
Posted by ゴルゴ十三 at 2008年11月10日 06:32
>そうなってからどう作っていくのか考えましょう

そうなんですよ。先ずは政権奪取。それから考えればよい。
野党の立場で何を言ってもだめだよね。
Posted by やつらだ@ゴルゴ十三  殿 at 2008年11月10日 21:30
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