英ボーヴィントンの戦車博物館にてレストアされたタイガーT型アフリカ戦線仕様である。07年2月の記録。
この巨大な虎が小さいステアリングで操縦されていることに思わず笑ってしまった。
操縦手は、正面の小さく細いスリット(覗視口)から外を見て、虎を操作する。
信じられなうような騒音と振動、そして敵から発射される弾の恐怖に晒されながらの運転は、過酷なものであったに違いない。
その分厚い装甲をもってしても、その恐怖は克服されはしなかったであろう。
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「パンツァーフォー!!」と叫んじゃいそ
うになりました。
その後には、当然のごとく「パンツァー・リート」が高らかに謳われるのでしょうねw
まさに「バルジ大作戦」の名将ですな。
オットーもハーマンも切れ、TigerUを放棄、撤退したも哀れなり。
老いぼれ武装SSの実態は、あの戦争犯罪集団ディルレヴァンガー部隊そのものでしょうな。
ディーゼルエンジン搭載の戦車は皆無と記憶しております(間違っていたらご容赦を)
当時の技術大国ドイツは戦車用のディーゼルエンジンを
1)あえて開発しなかったの
2)それとも出来なかったの
その通りですね。
なぜディーゼルエンジンを採用しなかったのか。
実はTigerT型のディーゼルエンジン案もあったようです。
採用しなかった理由として考えられるのは、ディーゼルエンジンは、その構造から重量がかさむことが欠点です。
また、補給を考えた場合、ガソリンと軽油の2系統を供給するのは経費がかさんでしまう。
また、ガソリンエンジンですと、燃料の現地調達が容易ですね。
以上の理由が考えられると思います。
ドイツの家族、買い物と旅行のために戦車を購入する
http://digimaga.net/news/200808/the-german-family-goes-for-shopping-by-a-tank.html
ドイツでは、ダイムラー・ベンツ、BMWあたりだけれど、航空機エンジンの製作に忙しく、戦車用までは手が回らなかったという説もあり。
(「プロペラ航空機の興亡」NTT出版を参照)
いずれにしても、オバカですな。
戦争は総力戦なので、その国の工業生産力が大きく左右しますね。